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〈価値観〉
【鬼畜 官能小説】

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〈価値観〉-16

『みんな、オマエを姦りたいって言ってたぞ?そうゆうふうにしか見られてないんじゃない?……あ、俺と同じ気持ちなんだね。〔嫌いだから姦したい〕ってヤツ?男はみんなオマエにムカついてんだよ。ああ、女の先輩もか。笑ってたし。オマエ、嫌われてんだよ!嫌われてんの!!!』


勝ち誇った顔で見下ろし、髪を乱暴に指に絡めた。
少し富代の顔が苦痛に歪んだが、負けじと目を剥き睨み返した。
貧弱で小心者の変質者に、情けない哀願の表情を浮かべるなどとは、勝ち気な富代の自尊心が許さなかった。
それは昨夜から、少しも揺らいではいない。孝太郎に助けは求めても、修二に許しを請う事は微塵も考えてはいない。
修二は未だ、富代の身体は姦せても、心までは姦せてはいなかった。


『ウヒヒヒ……口の中にヨダレ溜めてるだろ?飲めよ!俺のオシッコ臭いヨダレを飲め!!!』

「んご!?…ぶッ!……ごぷ!!!」


髪を掴んだまま、怒りに膨れた鼻を摘み、呼吸を封じにかかった……いくら振り払おうと足掻いても、修二の手が離れる事はない……生命の危機を感じた瞳に、怯えの色が一瞬浮かんだ……あまりの苦しさに、ギロリと剥かれた目が固く閉ざされ、身体が硬直する……

{ご……ごくっ!!ごくっ!!}


口の中で何時間も掛けて、じっくりと溶解した小便染みは、透明な唾液を黄色く変色させ、刺激臭を漂わせるまでになっていた。
その、殆ど小便そのものの唾液を、富代は飲み込んでしまった。
そして、何も食べていない空っぽの胃袋に、その汚液が浸みていくのを感じていた。


「ぶぷーッ!!フゥッ!!フゥッ!!フゥッ!!」


修二の手は離れ、ようやくありついた新鮮な空気を、無我夢中で吸い込んだ。
目を見開き、鼻水をベロリを垂らして呼吸している様を純子や睦美が見たら、間違いなく修二に対して殺意を覚えるであろう。


『フヒヒ!!俺のパンツは良い出汁が出てるだろ?…あ〜…ヤリたくなったなぁ』

「ぶがぁ!!んがあぁ!!!」


膨れた肉棒が、またも果肉に突き刺さり、温かく柔らかな《持て成し》を愉しみにかかった。



富代が修二をどう思おうと、何ら状況は変わりはしない……起き上がる事も、荷台から逃れる事も、誰かに助けを求める事も出来ない。
ただただ、修二の欲求を満たす為だけに利用され、下腹部内部に異臭を放つ粘液を吐き出されるだけだ。


『と、富代……気持ちいいよ……あふ!!』

「〜〜ッ!!!!!」


何度目の射精だろうか……今、放出された精液なのか、それとも昨夜のだろうか…?
果肉はヒクヒクと蠢きながら、白濁した粘液をドロドロと吐き出し、淫らな香りを漂わせた。


『へへへ…死ぬまで“使って”やるからな』


膣内射精をされたにも関わらず、富代はやはりギロリと睨み、心が折れてない事を誇示した。
だが、その目付きは、この行為に及ぶ前から、富代の存在を知った時から見てきたものだ。
修二からすれば、それは普段の富代の顔であり、特別な事など何もない。
懸命に怒って見せる態度は、滑稽でしかなかった。


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