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ジャンクション
【その他 官能小説】

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ジャンクション-10

じゅる。じゅるる。じゅるう。

翔、本当に・・・・
これ以上我慢したら・・・・
おかしく・・・なる。

じゅるう。じゅるう。

だ、だめえ!

その時だった。彩が、男性自身を激しく吸い上げた。

じゅるるるる。じゅるるるる。じゅるるるる。

やああ! でる、でるでるでるう!!!!
びゅるるるるるるるる。

いやああ! 
すごい、すごい、すごい!!!!

ファラチオによる射精は、オナニーで起こる射精とはまったく違っていた。
女性の柔らかい唇で吸いたてられる快感はもちろんだが、放たれる精液を異性にすすられることが、そしてその精液を異性が飲み下し体内に取り込むことが、全く何もない大気に放出するオナニーと決定的に違っていた。男性自身に組み込まれた本能が、
遺伝子が、凄まじい勢いでドーパミンを分泌させる。私は、その快感に打ち震え、深い満足感に包まれていた。

翔が優しく私を抱きしめ、包み込んでいるのが分かる。
翔の唇が、私の肌をすべっていく。
翔の指が、男性自身をゆるゆるとさすっている。
そして、その指の柔らかさ、きめ細かさは、自分でするのとは雲泥の違いがあった。

いつのまにか、男性自身は回復し、痛みを発するほどに硬直していた。

翔が立ち上がり、スカートに手を入れた。
そして、ショーツを掴むとゆっくりとそれを引き下げていった。
そんな姿にも男性自身はびくびくと激しく反応する。
男性自身の発するサインはやがて全身に広がり、えもいわれぬ力がみなぎってくる。
翔が横になり、ゆっくりと脚を開いていく。

いいぞ!

うん。

翔の体に自分の体を重ねていく。翔の瞳を見つめる。

見慣れたはずのその瞳が、ぜんぜん違ったものに見える。
かわいい、愛おしいと思う感情が泉のように湧いてくる。
私は、一つになる前にもう一度、翔と熱い口付けを交わしていた。

入れるよ。

ああ

ずりゅううう。

んんああああ!

声を上げたのは、私の方だった。
翔のそこが十分に潤っていることを知っている私は、一気に進入をこころみた。
男性は、女性を責めるものだと思っていた。

んああ、翔の中、きもちいい!

入り口の締め付けが竿を上下こすることで、ぞくぞくとした快感を呼び起こす。
そして、ぬるぬるとした粘膜に擦れる亀頭の傘の部分、カリからは
思わず体がくねり、もだえてしまうような甘美な感覚が沸き起こる。
そして何よりも、一刻も早く精を吹き上げ思いをとげたいと男性自身が暴れ狂う。


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