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近距離恋愛
【学園物 官能小説】

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近距離恋愛−vol.2-4

「先輩……?」
唇が離れると、愛しい人の顔があった。
先輩は少し微笑んで、驚いて呆然としている勇に向き合うと、見たことが無い程、顔つきがが険しくなった。
「俺の女に、手あげるって、なにしてんの?」
「いや、あの、女?!」
勇は驚いて、単語しか発せない様だ。
「そ、俺の彼女って事。だから、手出すなよ、わかったな?」
勇は、先輩の剣幕に負けてかフンフンと頷いている。
「これ、藍の分。」
そう言って、先輩は、勇の頬をグーで殴った。
多分、ドアの後ろで耳を立てていたのか、赤いパンプスを履いて、例の彼女は勇に急いで走り寄った。
その姿を見て、先輩は
「こっち。」
と一言呟いて、私を引っ張った。

−先輩の部屋に入るやいなや、外国の映画みたいに、強く私を抱きしめて、熱いキスをした。
「ん……ちょ、せんぱっ!」
息苦しくて、先輩の胸を叩いても、離してくれる気配は一向に無い。
「黙って。」
唇が離れると、色っぽい声がして、そのまま先輩は私の耳を甘噛みする。
私は、なんだかとても卑猥な事をしている気分になって、ゾクッとした。
「あっ」
耳元でぴちゃぴちゃなる水音に、甘い声がでる。

私は、靴を脱がされて、ベッドに寝かされ、先輩は上の服を脱いだ。
そして、優しく私の頬を撫で、優しく優しく唇を重ねると、荒々しく胸を揉んだ。
「ふんっ、あっ!」
少しの痛みを感じるが、先輩の優しさがすぐ伝わってくる。
「ごめん、抑えらんない。」
そう言って、私の服を脱がすと、もう反応してしまっている、乳首に吸い付いた。

「あっ、あっ……せんぱっい!」
コロコロと舌先で、転がせると、もう片方の手が下に延びる。
私のソコは、荒々しい愛撫に反応して、下着が役目を果たさない程、感じていた。
「気持ちいい?」
下着越しに擦りあげながら、敏感になっている私に囁く。
「ああっ!」
指が下着の中に入り、丁寧に割ると、トロッと愛蜜が溢れ出た。
小さな突起を見つけると、そこを執拗にいじってくる。
「あんっ!はっ……ああっ、あっ」
「もっと鳴いて。」
クチュっと音がすると、蜜壷にいきなり二本、指を突き立てられ、ズプズプと飲み込んでいった。

ぐちゅぐちゅ、ぐぽっ、ぐちゅ
余裕が無い様で、でも優しさがあるそんな愛撫に翻弄される。
「あっ、あああ!」
「いいよ、イッて。」
そう言って、中に入っている指を折り曲げ、スポットを引っ掻く用にして、動きが早まる。
「ああ!イッ……く!」
びくびくと2、3回痙攣して、体の力が抜ける。
激しく息をついていると、先輩の熱いモノが私を貫いた。

「あっ、ちょっ、あああ!」
「ごめん、ふっ……我慢できないから。」
いきなり激しく動かされ、少しも経たないうちに、またイッてしまう。
先輩を体で感じようと、蜜壷はギュッウっと締め付ける。
先輩の欲望は、それになんとか耐え、また激しく動かしてくる。


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