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岐路
【その他 官能小説】

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岐路-7

恐かった。

色々な思いが湧き上がり、目眩が襲う。

私は、静かにショーツを降ろしていった。

足首からそれを抜き取り、生まれたままの姿で達也を待った。

達也は、静かに歩み寄り、私に縄を掛けていった。
両腕をガッチリと脇に固定し、腕は後ろ手に縛られた。
達也は、私の小さめの乳房を掴むと、乳房の根元から縄を巻きつけた。
乳房は、徐々に砲弾型となり、絞りだされ、尖っていった。

縄が巻かれる度に、強い快感が私の体を走り抜けた。
左右の乳房を絞り出し終えると、腕を後ろに回した。
重ねた両腕に、何十にもロープが巻かれている。
両腕を固定し終わると、上半身がガッチリと固定されているのが分かった。
そして・・・・・

縄は、折り曲げられた両膝に掛けられた。
膝が固定されると、縄を背中の後ろに回し、達也は容赦なく引き絞り、固定した。

達也のベッドの上で、大きなクッションに背中を預けるその姿勢は
この上なく、恥ずかしいものだった。
そして、達也は、黒いハイヒールを取り出し、私の足に履かせた。

達也は、カメラを取り出すと口を開いた。

希、お前の、全てを俺が記録してやる。
その美しい瞳も、長いまつげも、薄く魅力的な唇も、小さいが最高の形をした乳房も、
流れるような腰周りの曲線も留めておく。驚くほど美しい曲線を描く長い脚も、
透き通るような白い肌も、その全を最高の形で留めてやる。

私は、痺れるような快感を味わっていた。
私に興味を持っていないと思っていた達也が、私にこれほどまで興味を持っていたのだ。
私は、素直に嬉しかった。

カメラのシャッターが次々と切られていく、
まぶしい閃光のなかで、体の中心から熱いものが流れ出すのを自覚していた。
達也は、写真を撮り終えると、シェーバを取り出した。冷たいシャーバーが、股間に当てられる。
ゆっくりと柔肌を這っていく。機械の振動と毛を断ち切る微妙な震えが、私を刺激する。
ん、んあ!
声が漏れ、呼吸が乱れる。
達也は黙って作業を続ける。
私の股間の・・・・・
はああ!
ヒダの間・・・・まで・・・・・
な、なんて、いやらしい機械なの・・・・。
い、いや! こんな機械でイキたくない・・・・・・・
意思に反して体が振るえ出す。私は、必死で耐え続けた。
気の遠くなるほど、長い時間に思えたが。なんとか耐え切ることができた。
機械が体から離れても、私の体は振るえ続けていた。

その時だった、トロとした分泌物が私の体から流れ出した。
達也はそれを見逃さなかった。
達也の顔が近づく。
呼吸が、どうしようもなく乱れていた。


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