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由紀ちゃんと僕
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由紀ちゃんと僕-2

 近所の公園はとても広い。噴水があってアヒルのボートが浮かぶ池もある

僕はここが好きだ。この道を歩いてる感じが好き

由紀ちゃんの事を思い出す。由紀ちゃんはとても気性が荒い。だけど妙にふわふわした所がある。

それでいて、儚げでお人形さんみたいに可愛い由紀ちゃんには 常に彼氏がいた

だけど どんな時でも由紀ちゃんは一番に僕に電話をかける。

僕は 電話がかかってくる度、早く由紀ちゃんが僕なしでも居られるように強く願うのだ

由紀ちゃんはいつも危うくて壊れそうに見えるから いつか本当に壊れちゃうんじゃないかと心配なのだ

僕はポクポク道を行く。朝の空気は澄んでいて美味しい。

しばらく行った所に芝生があって木が数本生えている場所がある。そこに女の人がいた

年は同じくらいだと思う。顔を太陽に向け、手足を妙な方向に捻っている。少し困った顔をしていた

何か困っているのかと思い近づいた

『‥あの』

『え?』

彼女がこちらを向く。長い髪が華奢な鎖骨のラインに沿って水のように柔らかく流れる

『‥朝ヨガを。していました』

彼女はおずおずと芝生の上の印刷されたペラ紙を持ち上げた

少し照れたように顔が染められる

『難しいものですね』

顔立ちは幼いが話し方が独特で 落ち着いた思っていたより低い声をしている。彼女は自分より年上のような気がした。僕は敬語を使う

『そうなんですか。ヨガはよく知らないのですけど、何だか大変そうですね』

『‥ええ、今日が初めてなんです』

彼女は目を細めた。いままでにないタイプ。

『‥それで、あの。もしよかったら解いてくれませんか?‥もしよかったらで、いいんですが』

解けない‥って多分やり方を間違えてる。僕は困惑する

『‥え?』

『‥‥あ、と。いえ大丈夫みたいです。1人で解けました』

また 笑顔。彼女は心底嬉しそうな顔をする


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