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白日夢(はくじつむ)
【鬼畜 官能小説】

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隷従一 白日夢 第三章:のぶこ編-8

バスルームに入ると、すぐに浴槽に湯を流し込んだ。少し大きめのそれならば、窮屈ではあるが二人入れないことはない。いや、窮屈な方がいいさ。色々思い巡らせると、益々いきり立ってくる。
「お背中を流しますわ。」
小声ではあったが、はっきりとした口調で女が言った。
「そうだな。じゃあ、頼もうか。」
強すぎず、弱すぎず、適度な力で女はこすり始めた。
”旦那にもしてやるのかね?”
そんな言葉を、グッと俺は飲み込んだ。折角のムードをぶち壊し兼ねない言葉だ。女は無言のまま、手を動かし続けた。
背中を洗い終わると、おずおずと俺の手をこすり始めた。俺はわざと腕を斜め前方に上げた。必然的に女は前屈みになる。俺の背中に、女の乳首が軽く当たってくる。何とも良いものだ。心地よさが身体を包んでくる。
もう片方の腕をこすり始めた折りに、更に前方に腕を伸ばした。俺の意図に気付いてか、女はピッタリと乳房をすり付けてきた。俺は洗い終えた腕を、女の膝に乗せた。そしてその膝を、俺の太腿に密着させた。

女の心音が、早鐘のように激しくなっていた。腕をこする力が弱くなり、吐息らしきものが漏れ始めた。俺はすぐさま体を入れ替えると、女を膝の上に抱え込んだ。
「あっ。」
短い声を発しながら、俺の首に両手を巻き付けてきた。俺は女の頬を両手で挟むと、荒々しく女の唇に吸い付いた。
女の舌が、俺を求めてきた。すぐに舌を滑り込ませると、女も又待ちかねたように応じてきた。
女を組み敷くと、泡だらけの乳房にむしゃぶりついた。すでに勃起している乳首を舌で転がしながら、蜜壺へ指を入れた。十分過ぎる程に、愛液が溢れている。もう、俺は我慢の限界を超えた。逸物を挿入すると、女は俺の背中に両手を回してしがみついてきた。両足を大きく広げて、深い挿入を求めてきた。
「旦那とは、バスルームでプレイするのかね?」
意地悪な質問を浴びせた。どうにも、俺の悪い癖だ。自ら身体を開いてくる女では、興奮度が落ちてしまうのだ。嫌がる女や、快感から逃れようとする女を攻めるのが好きなのだ。
”レイプが、最高のプレイだ!”
そんな思いが、頭から離れない。

「いや!言わないで!」
初めての、激しい口調だった。少しの罪悪感はあるのだろう。俺は、更に責め立てた。

「どんな風に、あんたを攻めるんだい。じっくりと、前戯をしてくれるかな?」
女は言葉を発する代わりに、頭を何度となく振った。
「こんなことは、どうだい?」
逸物を抜くと、女の体を入れ替えさせた。うつ伏せの女にのし掛かると、両手で乳房を揉みし抱きながら背骨に沿って舌を這わせた。腰椎辺りまで舌を這わせると、両手を女の腰骨に添えた。そして、臀部を抱え上げた。
膝をつかせると、指で臀部を広げた。
「いや!せんせぇい。」
肛門近くまで俺の舌が届いた時、女が拒絶の声を上げた。俺のエロ小説を読んでいる女なら、これからの俺の動きが分かっている筈だ。
「旦那がしてくれないことを、これからしてあげるんだよ。」
なおも俺は、”旦那”という言葉を使った。どうしても、女を現実世界に引き戻したいのだ。女の理性を働かせたいのだ。もっと言えば、抵抗させたいのだ。

『レイプ』
そう、『合意の上のレイプ』にしたいのだ。どんな理由を付けようと、これは不倫なのだ。治療という名前の、不倫なのだ。そもそも俺は、治療などとは考えていない。女にしても、こんな事になるとは想像もしていなかったろう。相談にきたのだから、話を聞くだけと思っていた筈だ。
「先生、お願いしますよ。ほんとに、話だけにしてくださいよ。」
田坂の声に、
「あぁ、わかったよ。」と、答えはした。こんな新妻が来るとは、思いも寄らぬ事なのだから。


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