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L&R −出会いそして依頼その1−
【ファンタジー その他小説】

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L&R −出会いそして依頼その1−-11

第5章 そして次の日

「それじゃ、ホントお世話になりました!何もかもお2人のおかげです。」
昨日の事件から一夜明け、あたしの店に戻った3人はそのまま爆睡。
気付けば今日の昼過ぎになっていた。
キャロトさんは依頼人の下へチャネリウム爆弾を届けるため早々に出発するらしい。
「そうね、ほんっっとにお世話かけられたわ・・・。」
「ハハ・・・これに懲りてこれからは実力相応の仕事を引き受けるようにします。」
「それがいいわね。ま、あんたもあと何年かしたら半人前くらいにはなれるわよ☆」
「半人前ですか・・・とにかくありがとうございました!依頼料は僕の報酬が入ってから振込みますね。
それでは。」
「おう、道中気をつけてな!」
「また奪われたりするんじゃないわよ!」




「いやぁ〜、今回の依頼はホント疲れたわね。でも、キャロトさんからの報酬もなかなかだし今日はパーッと打ち上げでもしよっかアル?!」
「おっ!そいつはいいなぁ!!ボーナスも入ることだし俺がおごってやろうじゃないかぁ!」
「えっ?!いいの?」
結局はあたしのお金なのだが、ここはアルの言葉に甘えちゃお♪
「てことで、ボーナスもらっちゃっていいか?」
「そうね、はい、どーぞ!」
チャリーン・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・・・・・な、なぁエル。これ何だ?俺には50リム硬貨に見えるんだが。」
「正解☆それが今回のボーナスよ♪」



「鬼ィぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」


こうして、アルの歓喜の声がジンジャータウンに響き渡った。
めでたしめでたし!!


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