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L&R −出会いそして依頼その1−
【ファンタジー その他小説】

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L&R −出会いそして依頼その1−-1

第1章 出会い

「あぁぁ〜・・・暇ぁぁだぁぁぁ・・・・」
誰かが聞いてるわけでもないのにあたしは声をあげる。
あたしの名前はエル・ライト(L・Light)花も恥らう18歳☆
ここセロリニアの国にあるジンジャータウンで『何でも屋ライト』をしている。トレジャーハントや悪党退治、近所の猫探しまで・・・
ようするに何でも請け負うのが何でも屋だ。
何でも屋なんてありふれた職業世の中にゴマンといるけど・・・
あたしはその中でもトップクラスの実力と実績の持ち主!!・・・と自負している。
まぁ、それにはちゃんと理由があるんだけど。
そんな超売れっ子何でも屋のあたしが何ゆえ「ひまだぁ」などと叫ばなければならないのか。
それは、ある時ある国の経済が崩壊してそこから生まれた産業等の混乱が世界中に波及、

株価暴落、失業者増加・・えとせとら・・・。
ようするに不景気なのだ・・・グスン。

そんなわけで今日もお客は1人も来ず、いっそ飲みにでも繰り出そうかと思っていた瞬間。
カランカラン
店のドアのベルが鳴った。
ぅおおぉぉぉ!!1ヶ月ぶりのお客様ぁ!
ありったけの営業スマイルで
「いらっしゃいま・・・」
ドサァ!!
「せぇ・・・ええええぇぇぇ?!」
お客その1は入ってくるなり倒れこんだのだ。
「ちょっ、お客さんどうしたんです?!倒れるなら違う店にしてください!うん!」
「うぅぅ・・・そ、それが倒れた人にたいする台詞か・・・」
もうろうとしながらも一応反応するお客その1。
「そ、それより・・・ど、どうか俺を助けてくれないか?」
「んーー、やだ☆」
・・・ドスッ・・・
あたしの心優しい言葉に安心したのか男は完全に気を失った。


「おっちゃーん、A定食とB定食、あとC定食も追加でー!!」
そういって手に持ったフォークをぱたぱた振る男。
その前にはすでに食べ終わった本日のランチ、3種。
「ちょっとあんた!ちょっとは遠慮しなさいよね!!」
あまりの食欲に思わずつっこむあたし。
「ん?あぁ、わりぃわりぃあまりに腹が減ってたもんでさー。」
「だからって食べすぎぢゃぁ!!」

はぁ・・・一体なんだってこんなことになんだんだか。
あたしはつい30分前の出来事を思い浮かべる。
何をかくそうこの大食い男がさっきあたしの店でぶっ倒れた男なのだ。
いきなり倒れたりするからビックリしたけど、なんてことないただの空腹だったらしい。

さすがに自分の店で倒れられて、間違って死なれでもしたら本っっ気で迷惑なので、
とりあえずあたしの行きつけの食堂『アップル』に連れてきたのだが・・・
「こんなんなら粗大ゴミで捨てればよかったわ。」
ボソリと本音を漏らすあたしの顔を見て急に申し訳なさそうな顔をする男。
「そうか、そうだよなほんとすまない!」
「えっ、そ、そんな急に謝られても・・」
「お前もこのC定食のエビフライ食べたかったんだな。よかったらやるよ!」
「・・・・・・この大ボケがぁぁ!!!」
思わずフォークで男の額をぷすっとする。まぁ、人間なら当然の行為でしょ。うん。
「アダダダダ!お、お前俺の断腸の思いの好意を!!」
「そんなモンで断腸の思いをすなっ!」
「まぁ、それはともかくホント世話になった!ありがとな」
ともかくなんだ・・・。
「ま、目の前で倒れられたらしょうがないわよ。あたしの払いじゃないし。で、あんた名前は?」
「そうか、自己紹介もまだだったな。俺の名前はアル、アル・ライト(R・Right)だ。」


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