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男漁り
【OL/お姉さん 官能小説】

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男漁り-4

[ ヤダぁ、いきなりそんなトコからなんて初めてよ…
こっちに来てちゃんとしてよ ]


酔っ払いの私は両手を差しのべて三井さんを誘う。

三井さん、緩めたネクタイだけをスルリと抜いて私に重なりかかったら…


後は可もなく不可もなく、普通にセックスして私たちはホテルを出た。


… … … …


私はそれから三井さんの部屋で何度か抱かれたが、特に恋人になったつもりはなかった。

むしろ、人知れず親密な関係で社内でさり気なく交わす触れ合いを楽しんでいた。


[ 金沢って…ちょっと遠いわね ]

三井さんは変わり映えしない高速を眺めながら言った。


[ 今さらこんな事…
失礼だとは十分思ってる。
どうしても嫌だったら、せめて僕が生まれた土地だけでも見て帰ってくれればいいんだ ]

[ はっ? ]


垣間見たその目は今まで何度も見つめて見せた三井さんの澄んだ眼差しより、最も深く見えた。


[ 僕の両親に会ってくれないか? ]

[ はぁ?… ]

[ 君の事を少し話すと、会わせろとうるさくて仕方ないんだ ]


それっきり、私は何も言えなかった。

少し腹も立っていた。


来るんじゃなかったドライブなんて…

それならそれで、ちゃんと前もって根回しという物があるでしょうが…


でも、私はどうやって断れば良かったのだろう?

私の中には確かに少しだけ、この人を傷つけたくないと思う気持ちが根付いていたのだ。



話には聞いていたけど、金沢はいい町だった。

そして私はこの時の三井さんの深い瞳に囚われるようにお義父さんとお義母さんに会ってしまった。


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