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「瓦礫のジェネレーション」
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「瓦礫のジェネレーション」-40

最初の店では中華を食べながら、当たり障りのない話をした。二軒目はちょっとしゃれた小料理屋で、アルコールが少し入ったためか葉子の口が軽くなってきた。
「で、その陸さんという人が美咲さんの恋人なんですね」
「そう。美咲さんは絶対に陸さんとしか寝ない。噂だけど、美咲さんは男は陸さんしか知らないじゃないかって言われてる。でもね、美咲さん不感症であんまりえっちするの好きじゃないらしいのよ。陸さんはどっちかというと強い方なのに、たまにしかできないから欲求不満になるでしょ?だから、私や尚美も相手するわけ」
「じゃあ葉子さんは陸さんの……セックスフレンド?」
「私も一応、他にそれなりに特定の人はいるんだけど。中条健志っていって医者の卵なのよ。すごくかっこいい人。でも最近冷たい。なんか他に女できたっぽいし。陸さんは陸さんで、最近忙しいのか全然構ってくれない」
「なるほど。話は戻りますが、その陸さんっていう人はどういう人なんですか?」
「なんとかっていう国会議員の……そう、こしいし。輿石って議員の次男坊なんだって。全然そんな風に見えないけど、お坊っちゃんなんだ、本当は。でも今はなんか自分で会社やってる」
(なんだって?輿石代議士の息子……そういえば留学したきり消息のよくわからない息子がいたか。そいつがまさか、美咲の男だとは……まあ、美咲を不感症のままにしておく程度の街のゴロツキなら、さほどたいした男でもあるまい)
「その他には、どんな……」
「観山寺史哉って、幹部の中では一番年下の男の子がいて、私の高校の後輩。彼はバイセクシャルなのね。元陸上選手でスポーツ推薦でうちの高校入っただったんだけど、なんでだかドロップアウトしちゃったんだって。もう一人が、滝本康浩って言って、彼も両刀なんだけど、どっちかというと男の方が好きみたい。陸さんと一緒に会社やってるんだけど、なんか外国生まれだとか言ってたっけ。だいたいこんなところかな」
「どうもありがとうございました。さ、もっと飲んでください」
(それにしても口の軽い女だなあ。しかもどうやら欲求不満らしい。これは今夜のうちにいただいてしまって、うまく利用できそうだ)
市丸は頭の中で段取りを組み直していた。


「ん……んん……」
市丸の唇にふさがれた葉子の唇から、くぐもったうめきが漏れる。市丸の右手は葉子の乳房をまさぐっていた。空き地に止められた車の中で、助手席のシートはいっぱいにリクライニングされている。市丸の手が、葉子のジーンズのジッパーを降ろそうとしていた。
「いや……こんなところじゃ」
「じゃあ、どこへ行こうか?」
「どこでもいい……」

あのアベックを陵辱した夜以来、健志はめっきり冷たくなってしまった。陸は陸で美咲にかかりきりで、どうやら葉子のことはもう必要ではないらしい。市丸の睨んだ通り、葉子は欲求を持て余していた。美咲に対する妬み、健志の新しい女への嫉妬、そんなものがないまぜになって葉子のイライラはつのる一方だった。そこへ市丸の登場だ。
危険な香りのするこの男に突然唇を奪われ、葉子の欲情にスイッチが入った。

車は県境を越えて隣県に入った。モーテルに着くと、市丸は葉子を無理矢理に押し倒した。
(このテの女は、手荒に扱われるのが好きな筈だ)
胸をはだけ、乳首を強く吸い上げる。
「ひっ……いたっ……」
葉子が悲鳴をあげる。すかさず舌を絡めて嬲る。たちまち乳首が堅く立ち上がってきた。葉子の静脈が透けている大きな白い胸をひねるように手でもみしだく。
「あ、ああっ」
葉子の声が高くなる。市丸は人さし指と中指の先で乳首をはさむと、やや強くひねりあげた。
「い……いや……あっ」
葉子の胸が激しく上下に波打つ。双の乳房を両手で押さえ付け、むさぼるようにつよく唇を吸うと、葉子の方から積極的に舌を絡めてきた。
(思ったとおりだ、いけるな)
市丸は葉子のピッチリしたジーンズを汗ばんだ脚から剥がすのに手間取りながら、自分も身に着けていたものを脱ぎ捨てた。
怒張したものを片手でしごき立てながら、葉子に見せつける。葉子の目が釘付けになり、喉の奥でごくん、と生唾を飲み込む音がした。


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