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「瓦礫のジェネレーション」
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「瓦礫のジェネレーション」-15

ベッドに腰掛けると、となりに美咲を坐らせる。
「どうして、って顔してるな。そりゃあわかるさ、誰かがお前のことレイプしたんだってことは。部下連中使ってそれらしい奴等探し出してちょっと絞り上げたら白状したんで、それでここへ連れてきてお仕置き、ってとこかな。元通りになるわけじゃないけど、取りあえず少しは気が晴れるだろ?」
美咲は驚いて陸を見つめた。半泣きになっていた。
「おいおい、泣くなよ……美咲に泣かれるとどうしていいかわからなくなるだろ」
「そうじゃないの、そうじゃないのよ」
「…そうじゃないって?」
今度は陸が驚く番だった。
「そうじゃないっていうんじゃないけど、でも、それだけじゃないっていうか……」
美咲は全てを打ち明ける気になった。陸になら話しても大丈夫、そう思えた。
「……話す気になったか?」
陸の言葉に頷くと、美咲は重い口を開いた。

浩一のことを話し終えた時、陸がそうっと肩に手を回してきた。ふと陸の目を見ると泣いている。
「辛かったんだな。俺は……どうすればいい?」
陸の涙が自分のために流されているものであることを、美咲はもう疑っていなかった。陸のことを好きなのかどうかわからない。だけどこの人なら……と思った時、自然に身体が動いた。美咲の顔は吸い寄せられるように陸の顔に近付き、唇が触れた。
驚いた陸はあわてて美咲の体を引き離す。
「ちょっと待てよ美咲。ヤケになるなってあれ程……」
陸の言葉を遮って、美咲の唇がまた陸の唇に重ねられた。

そこからはもう陸もためらわなかった。腕を美咲の背中に回すとぐっと力を入れて抱き寄せる。舌が唇を割って入り、口の中をやわらかく愛撫する。ベッドに美咲をそっと横たえると部屋の鍵をかけた。
再び長いキス。美咲のスウェットの下に陸が手を差し入れる。柔らかく乳房をまさぐる。スウェットを脱がせ、ブラのホックを器用に片手で外すと腕から抜き取った。あらわになった白い胸にはまだ陵辱の痕跡が紅く沁みになっていた。陸の指先がその沁みをそっと撫でる。
「大事に、するから」
陸はそうつぶやくと自分も服を脱ぎ捨て、その側に横になった。美咲のジーンズのボタンに手をかけてから一瞬躊躇って
「本当にいいのか?」
と問い、美咲の頷きに後押しされるようにジッパーを下ろしてジーンズを脱がせ、パンティを脚から抜き取った。もう一度キス。唇がうなじから首筋、のどもと、鎖骨から胸へと下っていく。ローズピンクの先端をそっと口に含み、舌の先で転がす。指を下腹部へ伸ばし花びらにそっと触れると一瞬美咲は体を固くする。指先にはわずかなぬめりも感じられない。開いてゆっくりと優しい指使いで愛撫していく。
(……?濡れてこない?仕方ないか、あまり経験もないんだし)
陸は可能な限りの優しさを込めて愛撫した。美咲を喜ばせたい気持ちもあったが、苦痛を与えたくないという意識の方が大きかった。酷い目にあってきているのだからそれを払拭しなければならない。
美咲の表情からは苦痛は見て取れなかった。身体を移動して美咲の秘所に顔を近付け、舌の先を尖らせて美咲の花びらの輪郭をたどる。合わせ目に埋もれている突起をつつき、転がす。
「う、うん…」
美咲がかるくうめいた。ほんの少しだけ花蜜がにじみ出す。
(不十分だけどゆっくりすれば大丈夫かな、俺の方がもう我慢の限界かも)
陸は身体をずらして美咲におおいかぶさり、体重をかけないように気をつかいながらゆっくりと腰を沈めていった。
美咲の顔がほんの少しだけ苦痛に歪む。瞼の端に涙が滲んでいる。陸はその涙を唇で吸い取ると、可能な限りの優しさで動いた。陸の息が少しずつ荒くなり、腰の動きが速くなる。やがて急に腰が引かれ、熱くたぎったものが美咲の下腹に弾けた。一瞬の静寂の後、陸は美咲の隣に静かに横たわった。
「俺はこんな男だけど、美咲だけは特別だから」
美咲はやっと、自分を慈しんでくれる人に巡り合えたと思っていた。


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