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……タイッ!?
【学園物 官能小説】

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……タイッ!? 第四話「暴きタイッ!?」-35

「や、わぁ! 何? なんか入ってくる。これって、あ、今動いた。君の、オチンチン?」

 体内に侵入する遺物に怯えた美奈子は上半身を起こして行為の現場を見る。
 そこでは紀夫が餌を与えられた空腹の犬のように首を上下にしているだけで、その
つど下半身に強い刺激が生まれてくる。

「あ、んぅ、何これ……わかんない、もしかして、君、舐めてる? あたしのあそこ
……舐めちゃってる?」

 上半身を支える二本の腕と腹筋は快楽に蝕まれ、利き腕の肘が折れた瞬間、どさっ
と布団の上に落ちる。

「ああ、いたた……あん! 気持ちいい……、けど、痛い……」
「んはぁ、ちゅ……はぅ、んはぁ。美奈子、痛かったの?」
「んーん、頭ぶつけちゃって……でも、あんまりしないで……なんか気持ちよすぎて
おかしくなりそう……」

 年下の犬の頭をなでたあと、シーツと一緒にあったタオルケットを抱きしめる美奈
子。声を布に押し付けながら「ふぅひぃ」と喘ぐ。

「美奈子、俺もなんだか……わかんないんだけど、いつもより、すごく、感じちゃっ
て……、しながらなのに……」

 寝巻き代わりのジャージを脱ぎ、酷いシミのあるトランクスを見せる。

「え? え? どうして? 漏らしたとか?」

 べっとりと濡れたトランクスは膨らみのあたりから糸を垂らしている。

「その、いつもはこんなに濡れないんだけど、どうしてか……美奈子としてると…
…」

 その間も股間がむず痒くなり、力むとさらに糸が伸びてしまう。

「変だな……」
「そうなんだ……」

 トランクスを自分で下ろす紀夫。美奈子はそれを見逃すまいとタオルケットを捨て
てまじまじと見つめる。
 そそり立つ亀頭、陰茎はぬらぬらとした液を纏い、何もしていないのにビクビクと
震えていた。

「君の、大きいの?」

 上半身を起こす美奈子。

「分かりませんよ。小さいんじゃないですか?」

 腰を下ろす紀夫。

「そっか、安心した」

 キスができるくらいの距離で笑う美奈子。

「それって傷つくな」

 美奈子の腰に手を回し、抱き寄せる紀夫。

「でも、痛いの嫌いだし」

 自分から少し腰を浮かして彼のものを局部で感じる美奈子。

「大きいほうが気持ちいいかもしれませんよ?」

 亀頭が別の体液に触れ、一際大きくふれる彼の逸物。

「いや、君ぐらいのほうがいい」

 彼のものに思い切って触れる美奈子は一度手を離す。


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