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恋人に捧げる舞子の物語
【SM 官能小説】

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恋人に捧げる舞子の物語(黎明編)(その2)-4

あの籐の椅子は、優美な女体の曲線を形取り、孔雀の羽を広げたような背もたれが典雅な趣さえ
湛えていた。それはまるであなたという女王様を迎えることを待っていたように、あの部屋の奥
に置かれていたのだった。


黒い下着に包まれたあなたは、後ろ手に縛られて床に横たわった全裸の義父の傍に立つ。
瓜実顔をした義父が放心したように、あなたから与えられる責め苦を媚びるように待っていた。
すらりとした体つきと卑猥に括れた女のような腰…男性のものとは思えない象牙色の肌…そして
あの麗しい性器をあなたに捧げようとしていた。


ペ○スを女に捧げる哀れな男…


足首さえも縛られた義父は、しげしげと舐めるように見つめるあなたの視線に、女が羞恥に悶え
るように、白い内腿をなよなよと擦りあわせる。そして淡い陰毛に包まれたペ○スは、まるで
その太腿の付け根に潜む小鼠のように震えながら、わずかな勃起を始めていた。
あなたはその柔らかそうなペ○スの付け根を、黒いストッキングで包まれた滑らかな片脚を添え
ハイヒールの先端で踏みつける。


…あぅーっ…


軟体動物のようなぬるりとしたペ○スのその脆い感触が、あなたのハイヒールの先から脚全体に
伝わってくる。
じわりじわりとその勃起し始めたペ○スをその腹部に押しつけ、ハイヒールの先で捏ねる。濡れ
そぼった薄い包皮が爪先に吸いつくように絡み、踏みつけられたペ○スが苦しげに息づく。

その脈打つ肉棒の微かな血の流れが、蕩けるような快感となってあなたの体に伝わってくるのだ。
そしてその桜色に染まった亀頭を、少しずつしごくように靴裏で転がす。
薄いピンク色の生肉のような色素が沈着した亀頭の先は、すでに透明の雫を漏らし始めていた。
その肉棒を踏みつけながらも、 同時にあなたは義父の陰嚢にヒールの尖った踵を強く押しつけ
ていく。

…あぅーっ! ああっ…

義父は横たえた体を、一瞬弓のように仰け反らせ激しく嗚咽を洩らす。あなたの踵は、彼の弛ん
だ垂れ袋をこねまわす。生温かい睾丸が踵で刺激され、その袋の中で微妙に滑るように動く。

義父の快感とも苦痛ともとれる悲鳴と呻き…その悩ましい男の嗚咽が、あなたに飛沫のような
愛液を誘い、潤わせる。
あなたは体の重みを少しずつ脚先にかけ、ハイヒールの先で義父のペ○スを踏みにじり、いたぶ
り続けた。


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