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ハニードリッパー
【OL/お姉さん 官能小説】

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ハニードリッパー10-1

私はあの夜。

偶然ケイジと出くわしてから何回彼らのステージを見ただろう?


5回?…7回?…

とにかく今日のステージは最高だった。


ケイジたちは盛り上がりの悪い4番手…

東京からの出場バンドも多いからケイジたちハニードリッパーの知名度もあったろうし、何人かはわざわざこの静岡まで追いかけてきてくれたファンもこの大観衆の中にいると思う。


それなりの小さな盛り上がりから、聴き慣れたケイジの歌声が大音響で響いて奇しくもケイジが曲を間違えてしまって…


リタのサプライズ素敵だった。

イントロと曲が微妙に違和感あってムトウ君のギターが走り出す。


リタとケイジのデュエットにケンちゃんもペンネさんもひとつになって、この大観衆を湧き起こした。


5曲演奏の予定を詰めて4曲でステージは終わったけど、ここで初めてアンコールが湧き上がりさらに2曲が追加された。


そのあと、例の[ シードラゴン ]が登場した。

やはり、リタみたいな女の子が歌っていたけれど私にはさっぱり興味ない。


早足で通路を抜けて楽屋に戻ってメンバーを迎えた。


[ 素敵だった…
今までで最高だったわ ]

それから自然にリタにも言葉をかける事ができた。


[ リタも素敵だった
あなた上手よね ]


近くで見たらこんなに小さなリタ…

ほっぺを真っ赤に染めてお化粧と汗を一緒くたに拭いながらただ、あはっ…と笑って見せた。


出番が済んだらメンバーたちは帰り支度をしていた。

私はモニターで[ シードラゴン ]のステージを眺めていた。



黒いタイトを履いて歌う女の子が私の知らない昔のリタに見えた。


やっぱり負ける気はしない…


… … … …


私たちはイベントの終了を待たずに、ほどなくしてトラックに乗り込み。

一路東京へと戻ってきた。


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