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「熟女と野外初プレイ」
【熟女/人妻 官能小説】

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「熟女と野外初プレイ」-5

色白の肌、とくに日焼けをまぬがれている首から下は、ヌメ抜けるような白い肌である。
それが初秋の木漏れ日を受けて、まぶしく輝いている。

胸に膨らむ乳房の双丘が、
悩ましい隆起の曲線を描き、
下生えの草叢が股間でそよぐ。
その光景が猛の官能を炙りたてた。

だが、
それよりも彼の目を射て、
官能を妄りがわしく揺さぶったのは、
彼女の腋の下で風に揺れている草叢であった。
手入れされずに傍若無人に生え伸びた繊毛の叢。

雑誌などのヘアヌードで下生えの草叢は見ることがあっても、
腋の下の草叢は見る機会がない。
それが淫靡に男を誘っているように思われた。
肉棒が痛いほどに気張りを増していた。

「黒岩クン。
あなたの好きにしてもいいのよ」

中野さんが目元にはんなりとした色を浮かべながら促がした。
猛の目の前に裸身を横たえながらも、呆然と眺めているだけの不粋な彼に焦れたようである。

猛は慌てて社名ロゴ入りの作業衣の上下、それにブリーフをかなぐり脱ぐと、彼女の身体に猛然と覆いかぶさっていった。

何はともあれ、胸の隆起を両手で鷲掴むと、ワシワシと力いっぱい揉みたてはじめた。
たわわな乳房が漲り張っていき、乳首も疼きしこっていくようだった。

自分の揉みたてに乳房が反応している。
猛は自分の気分が艶(なま)めき、昂ぶっていくのを感じていた。

「……あっ……いっ……」

中野さんがかそけく洩らし、その甘美な声が彼の昂ぶりを煽りたてる。

猛は双丘の両側から頂に向かって、
やわやわと揉み上げていった。
巨乳のふくらみはやわらかく、
揉みたてる指がめり込んでいく。
その弾力が指の腹に心地いい。

彼はそれを幾度も繰り返しながら、
ふたつの乳首を指に摘まんで、
揉みこねたりもしていった。

すると、中野さんが顎(あご)を上げるようにして、頭をめぐらしはじめた。
眉根(まゆね)を寄せて、苦しげな表情もする。

「……はっ……はふっ……」

半開きの口から甘い吐息とともに、さっきよりはっきりした喘ぎ声が洩れ出た。
いつかのフーゾク嬢が出した芝居がかった喘ぎ声とはちがう、短いが真に迫る声だ。

猛は巨乳の隆起を両側から寄せて、そのなかに顔を埋め入れてみた。
頬に吸いつくような、滑らかな肌の感触が得もいわれない。

遠い昔に乳房に馴染んだ記憶が蘇(よみがえ)るようである。
深い谷間から、乳の匂いが立ち昇ってくるような気もする。


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