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ハニードリッパー
【OL/お姉さん 官能小説】

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ハニードリッパー5-1

[ しばらく帰らないけど…来る? ]


[ ?… ]

私にとっては慌ただしい朝。

唐突に意味不明な事を言い出したケイジの顔を優しい表情で覗き込む自分に気づいた。


何かと思えばイベントに参加するためにどこかに合宿するという。


[ ちょっと待ってよ
そんな事急に言われたって…
それになんでライブにいきなり合宿が必要なわけ? ]


私の投げかけた質問にケイジはきょとんとして…

[ さぁ…でも、毎年そうしてるんだ ]


私はこの合宿について、こう考えた。

音楽の事はよく分からないけど、なんかイベントの開催に合わせた協調性を高めるための恒例行事なんだろう。

それから…
バカンスみたいなのも兼ねて…かな?


[ いつ出るの? ]

[ 今から… ]


はぁっ?


[ そんなの…
前もって言ってくれなきゃ用意も何もできないじゃない ]


私は母か?…


[ 何もいらないよ ]

[ 何もいらないって…
着替えとかお金だって必要でしょ? ]


ケイジは紙袋ひとつ持っている。
合宿といっても近場なのか。
どこかの保養地みたいなんじゃなくて、友人同士の泊まり込みみたいで何かあれば、すぐにでも帰ってこれるんだ。


[ それで、どこ泊まるの?
私も行っていいの? ]

[ かまわないよ
ミキならみんな知ってるし、静岡だよ ]

[ シズオカっ!! ]



昔からこんなだったけど、つくづく何でこんなオトナになっちゃったんだろ?

これがあの…
なんていうのか…

ロッカーズの生き様ってもんなのかしら?

周りに共存する一般市民はいい迷惑だわ…


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