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振り向けお前っ!
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振り向けお前っ!14話〜揺らぐオモイ〜 -9

「途中で会ったから一緒に来ただけ、悪い?」

「悪くはないが・・・まさかとは思うが、本当は最初から4人一緒とかはないよな?」

「あるわけないじゃない、何でこんなバカと一緒にいなきゃならないのよ。」

「おいバカって何だ俺のことか?」

と進一がすかさず突っ込みを入れる。

それに対して阿佐美が

「うるさい!」

腹に一発入れる。

「ぐぅ・・」

「わ、わかった・・・で?呼び出して何かあるのか?」

「こっちについてくればいいのよ。」

そう言われ、どんどん進んでいく阿佐美を目にしぶしぶついて行く悠太。

そして、しばらく歩くと、人が集まってる場所についた。

「んん?なんだ?」

「そのうち分かるわよ。」

そう阿佐美が言い終わったとき。

ヒュ???ドン!

花火が上がった。

「あ!あぁ、そう言えば花火もあったんだなこの祭り。」

「おい悠太、この花火は絶好のラブスポットなんだぞ!去年も同じ話しただろ!」

「女好きのお前の話は7割流してる。」

「だから今年も言うんだ!いいかこのスポットはな花火が絶景でな――――」

「このバカ!いいかげん黙れっ!!」

進一が暴走なみに熱弁しているのに阿佐美がしびれを切らして怒鳴る。

「・・・・はい。」

「お前弱いな。」

「うるせーよ。」

そう言ってる間も花火が上がっている・・・

皆がその花火を見ている中

阿佐美は愛華の方へ寄っていき

ちょいちょいと手招きする

「え?」

「ちょっといい?」

「あ、はい。」

と阿佐美と愛華がいなくなったのを誰も気づかずに他の全員は花火に集中していた。

阿佐美が人がいないところへ愛華を連れ出すと、聞いた。

「どう?答えは出た?」

この言葉を聞いた瞬間愛華は阿佐美の思惑が分かった。

そして・・・。


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