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振り向けお前っ!
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振り向けお前っ! 1話〜高校生活幕開け〜-1

ある晴れた日そこである一人の高校男子が・・・・・・

「うわあぁぁ」

叫んでいた・・

「遅刻だぁぁぁぁ」

遅刻で・・・

1話・高校生活幕開け

男子生徒の名は神木 悠太(かみき ゆうた)

悠太は今、隼心春高校(しゅんしんはるこうこう)1年生

身長は178cmと普通の男子生徒であって顔もそんな悪くなく、少し明るめの茶髪だった

入学してからしばらくして新入性モードが抜け始めた頃に遅刻をしかけていた

「うおぉぉぉ」

目にも止まらぬ速さで走っていくと、だんだん校門が見えてくる

「おおーっしゃぁ、ぎりぎりセーフだ。」

やっとの思いで学校につくと悠太は深いため息をつき教室に入って行く

教室の中に来ると

「おおー悠太おはよう。」

と、悠太の友達が声を掛けてくる

「ハァ・・ハァ・・お・・おはよう。」

彼の名は朝山 進一(あさやま しんいち)

175cmと悠太よりちょっと小柄でとても明るい性格だった。

「何だ悠太?高校慣れたらすぐ遅刻かぁ?」

「まだセーフだよ。」

と、進一と他愛もない話をしている2人をじぃ〜っと睨みつけている女子生徒がいた。

悠太はそれに気付くが気付かない振りをする。何かと殺意を感じるからだ。

河谷 阿佐美(かわだに あさみ)それが彼女の名だ。なぜか殺意を持った目で悠太たちを睨みつけている。

阿佐美はショートヘアーの顔立ちはかなりよかった。が・・しかし今は鬼の形相のような顔だ

ちなみに悠太と阿佐美は小学、中学と一緒で進一は中学からだった。

そして、阿佐美と悠太は幼稚園こそ違うものの家がすぐ近くだったので幼馴染といっても過言はない。

ところでなぜ阿佐美がこっちを睨みつけているのかは悠太には心当たりがあった。もちろん進一も同罪だが進一はまだ、阿佐美の地獄の目線に気付いていない

昨日掃除当番サボったんだっけ・・・

などと悠太が考えていると。

阿佐美が近づいてきて口を開く。


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