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「深夜の病室」
【制服 官能小説】

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「望まぬ狂宴」-1

「何や、眠っとるんか?」

…遠くで声が聞こえる。

「はっ、連れてくるのに薬を使いまして。もうすぐ目が醒めるかと」

知らない人の声。

「ふぅん。ならええわ。そやかて、ホンマにこないな子がヤツへの切り札になるん?睡蓮はんのが良かったんとちゃうん?」

ひとりはとても変わった喋り方をしている。
古い…古い都の言葉遣いだ。

「あの楼でのこの子の特別扱いは半端じゃありません。何せ、ひとり外の学校へ通ってるんですから。しかも、送迎は楼主自らが行っています」

舞は薄ぼんやりとした頭で目を開けた。

「あ、目ぇ醒めたん?」

視界はまだ定かではないが、こちらをのぞき込む男が目に入った。

「堪忍な。キミのこと、今からヒドいめに遭わせんといかんき、先、謝っておくわ」

謝ると言いながらも、その男は実に楽しそうに笑っていて、少しも悪びれた様子はなかった。
細くつり上がった目、酷薄そうな口元。
その容姿はどこか狐を連想させた。

「で、キミは?名前何て言うん?」

問われるがままに舞は答える。

「舞です。別所 舞で…す」

頭が酷く重かった。
この男は誰なのか、自分は今どうしてここにいるのか、何もかもが分からなかった。
ただ、思考回路がうまく働いていないと言うことだけはハッキリと分かった。

「舞ちゃんか。珍しい名前やね」

男の声が耳に遠い。

「さ、もう一眠りし」

ゆっくりと瞼を撫でられる感触がして、舞は再び眠りの世界へ落ちていった。




「御前がお呼びです。起きなさい」

靴で軽く頭を蹴られて、舞は再び目を覚ました。

「ご…ぜん?」

聞き慣れない単語に頭がうまくついていかない。

「もう、薬は醒めているはずです。さぁ、これを飲んで」

あてがわれるまま与えられた液体を飲み下す。
冷たく喉を滑り落ちていく水に意識をハッキリとさせた舞は、ようやく自分が何一つ身にまとっていないのに気がついた。

「きゃぁっ!」

慌てて躯を隠そうとして、ジャラッと言う重い音にそれを阻まれた。


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