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あたしのくまさん
【青春 恋愛小説】

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あたしのくまさん-4

『…。熊倉整骨院行ってみようかなぁ…。』
そう試み、いくことにした。

『ヤバい。』
何がヤバいって…心臓ばくばくじゃないですか…。

カラカラ……。

『こんにちは。えっと…初診の方ですねー。保険証いいですか??』
といわれて、だした。もう顔真っ赤…。
『はい、いいですよー。あちらに座っててくださいね。』
とうながされ、座った。
周りは患者さんと何人かの先生。
すごい新鮮な光景。…さすがにくまさんはいないか。
『今日は何処痛いんですか??』
ハッと顔をあげると20代前半らしき男の人があたしを見ていた。
『あ、手首と足首を…。』
こっちに、といわれて移動した。すごくやさしそうな男の人でいい笑顔するなぁって思った。

『見事にはれてるねぇ…。なんでこんなに…。』
『バレー部が打ったボールにあたっちゃって…。』
『あー、痛い(泣)もうしばらくかよってね。』
『はい。わかりました。』
『んじゃ今日はこのへ…』
んで、と言おうとした瞬間、
『兄貴…って…夏奈さん。』
くまさんが驚いた顔で入ってきた。
『くまさん…。』
あたしもびっくりしてあんまり声がしなかった。
『あ、和明のともだちなんだ??あがってもらいなよ。』
えっ!!んな心の準備が…
『…だな。夏奈さんこっちきて。』
と腕を掴まれた。
『んじゃぁね。夏奈ちゃん♪』
『あ、ありがとぉございました。』
あたしはぺこりと頭をさげた。

『いいからいこ。』
と半ば強引につれて行かれた。
くまさんなんかおこってる…。


『俺の部屋でいい??』
いきなりそういわれて、
『うぇっ!?あ、ぅん!!』
と曖昧な声を出してしまった。

ガチャ…。

『どうぞ。』
そこは、清潔感あふれる感じの部屋だった。
『おじゃましまぁ〜す…。』
あたし…心臓ばっくんばっくん…。

『どうぞ。』
とくまさんが麦茶をだしてくれた。
『ありがとぉ〜♪』
のどがからからだから、ちょうどよかった…。

しーんと静まり返る部屋。気まずい…。あ、そうだ…。

『さっきの人、くまさんのお兄さんなんだね。』
『あ、兄貴か…なに??かっこよかった??』
笑いながら聞いてくる。
あんたの方がかっこいいよ…でも。
『柔らかい笑顔する人だよね。』
『そう??』
『そう感じた。』
ちょっとくまさんの顔がこわい(泣)

『…なんかあたしわるいこといった??』
『べつに…。』
『…怒ってるじゃんか。』
『おこってねぇって。』
あたしはちょっとムカっときて、
『なんか今日のくまさん変だよ?!さっきもお兄さんのまえで強引に腕引っ張るし…いまも…。』
結局あたしはくまさんに邪魔なんだろう。もう…いいよ。


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