投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

振り向けお前っ!
【その他 恋愛小説】

振り向けお前っ!の最初へ 振り向けお前っ! 131 振り向けお前っ! 133 振り向けお前っ!の最後へ

振り向けお前っ! 13話〜コタエ〜-5

そこに幸宏が

「あーまだみんなの家に着くまでかなり時間あるねー、そろそろお昼なんだけど、どっか寄ろうか。」

「寄るって、パーキングエリアしかないじゃん。」

と言うことで休憩所もといパーキングエリアで、昼を取ることにした。

といっても、おにぎりやお茶を買って食べるのだが。

「ったく・・・。何で俺が買いに行かなきゃならないんだ。」

悠太が買い出しに向かわされた。

「いいじゃない、別に。」

でもって阿佐美も一緒に来ていた。

「何でお前が来てるんだよ、俺は誰か手伝ってくれる人来てくれって言ったんだ。」

「だから来てあげたのよ。」

「何にもしない癖に。」

「あら、人聞き悪いわね。」

「その通りだろうが。」

などと他愛無い会話をしながら適当に何種類かのおにぎりなどを買って車へ戻る。

「ほら、買ってきたぞ。」

そうして買ってきたものを差し出すと皆からお礼を言われる、

「なあ悠太俺のコーラは?」

一人だけ礼も言わずに質問してくる奴がいたが。

「ああ、ほらこれだろ。口開けろよ。」

「へ?」

と言ってペットボトルのキャップを開けて進一の口に無理やり突っ込む。

中身は黒い液体だったが、進一が味を知った時にはもう遅い

ブラックコーヒーだった。

「ッ、にがっ!」

「うまいか?コーラ。」

「何がコーラだ容器だけ同じで中身コーヒじゃねえか、あとで覚えてろよ。」

「たぶん忘れてる。」

そう言って話を終わらせる。

そして、阿佐美と愛華の方に目をやる。

2人とも普通に接しているように見えたので少し安心した。

そして、それを見て悠太の中で引っ掛かってるものが余計に気になった。


振り向けお前っ!の最初へ 振り向けお前っ! 131 振り向けお前っ! 133 振り向けお前っ!の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前