投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

エリザベス・悲劇の人形たち
【ファンタジー その他小説】

エリザベス・悲劇の人形たちの最初へ エリザベス・悲劇の人形たち 3 エリザベス・悲劇の人形たち 5 エリザベス・悲劇の人形たちの最後へ

エリザベス・悲劇の人形たちT-4

 今日から暮らす私たちのお部屋!

 広くてオシャレで、とってもステキ!

 ママとの楽しい生活、ワクワク!

 ママ、よろしくネェ!

 思う存分、ハシャぎ始める子供人形たち。

 自分たちのステキなお城に大喜びなのだ。

 サァ、初めての食事の時間である。

 既にセッティングされた人形用テーブルに着く子供人形たち。

 温かい肉スープがタップリと入った子供人形用カップが配られると…

 子供人形たちは勢い良く飲み始めた!

 何倍も何倍もおかわりである。

「カワイイ、コドモタチ、スープ、オイシイ?」

「オイチイ! オイチイ!」

 大満足の子供人形たち。

 この時、マルセルは席が一つ開いている事に気が付いた。

 子供人形たちの人数を数えてみる。

 1、2、3、4、5…

 …29

 あらッ!?

「エリザベス、一人足りないわね!」

「エ?」

 外の方に振り返るエリザベス。

 すると…

「ウィアーンアーンッ!! ミャーミャーッ!!
 ミャーミャーッ!!
 ウィアーンッ!!」

 ケースの方から子供人形の泣き声がして来た。

 マルセルが行ってみると、おやおや。

 1体の子供人形がケースの傍で床の上に寝そべったまま、足をバタバタさせているではないか。

 笑いながらマルセルは、そのコを抱き上げる。

「エリザベス、いるわよココに!」

「ウィアーンアーンアーンッ!! ウィアンッ!!
 ウィアーンッ!!」

 マルセルに抱かれても、そのコはまだ泣きっぱなし状態!

 マルセルの傍に歩み寄ったエリザベスは、そのコを受け取る。

「カワイソウニ」

 マルセルは手紙と一緒に同封されているパンフレットを見てみた。


エリザベス・悲劇の人形たちの最初へ エリザベス・悲劇の人形たち 3 エリザベス・悲劇の人形たち 5 エリザベス・悲劇の人形たちの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前