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キミに不時着する日
【幼馴染 恋愛小説】

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片割れハートがぐるりと回る-7

「え、だめ?」

「だめっていうか……!っていうか……!!」

「あーあーサク可哀想になー。口直しに俺ともしとく?」

「やめときなよサク、性病がうつる」

「てめ、色々問題発言だぞおい!つか、俺のマグカップ!」

「あ、ごめん、地球」

「いやいや俺に謝れ」

「あーー二人ともうるさいうるさいうるさいうるさい!!」


なんでそう、普通なの!?おかしいだろ、おかしいだろこの展開!色々問題なのはトラ兄が性病かどうかとかそんなことよりも、お前らの道徳感とかそういうあれじゃないのかってああもううるさいうるさいうるさいうるさい!!!


「サク、教えてあげようか」


ユキちゃんは眠そうな顔を少し崩して、珍しく小さく笑った。


「俺はね、もともとお風呂だったんだよ。最初から。それをサクがずーっとトイレだと思いこんでただけ」





なんだ、それーーーーーー!!!





17年間信じてきたことが、ある日急にひっくり返ったりする。
ただの幼馴染みだったはずの体育教師にちゅうをせまられ、ただの幼馴染みだったはずのクラスメイトにちゅうを奪われ、って、私の意志とかそういうのは無視ですか……?



ぐるり、世界が半回転。
やばいぞ、何かにつかまらないと、このままじゃまっさかさまだ!




「次回、まさかの3P!お楽しみに★」

「うわああああうそうそうそうそ絶対うそ!!」

「まあ、次回になってみないとわからないし……」

「わかるから!ないから!まじで!」


もう、なんなんだよ、これええええええ!!!!!





片割れハートがぐるりと回る


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