投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

偽り
【その他 官能小説】

偽りの最初へ 偽り 6 偽り 8 偽りの最後へ

偽り-7

 3日前。

「はあ…あ、ああ…」

 ベッドで絡まる宣親と理名。
 すでに理名の秘裂からは愛液が滴り、それを宣親の舌がすくい取るように愛撫する。

「……ねえ、そろそろ…」

 理名の哀願に、宣親は身を起こしてベッドサイドに手を伸ばす。

「ま、待って…」
「……?」
「今日は大丈夫だから…」

 宣親は困惑した。──広親は、安全日と聞いて生でやってたのか?─と…。

「…ねえ…」

 宣親は、考える間も与えられずに理名の膣内に入った。

「うっ…ああ!…んッ!…」

 身悶える理名の肢体。宣親は興奮から、ひと突き毎に揺れる豊かな乳房を鷲掴みする。

「はッ!…ん!うん!…」

 耳元で奏でる理名の喘ぎ声が、一層の昂りを宣親にもたらした。
 グラインドがの激しさが、さらに増していく。

「あッ!あああッ!…い、いくぅ…」

 しなやかな脚が宣親に組み付いた。理名は身を反らせて昇りつめていく。

「くッ!…理名…」

 自らもガマン出来なくなった宣親は、理名の膣内から引き抜こうとした。が、理名は宣親を離そうとしない。

「…あんッ!…だ、大丈夫…膣内に…膣内にちょうだい…」

 悩ましげな表情で求める理名。その顔を面あたりにし、宣親はすべての理性を失った。




「素晴らしい女性ですよ。セックスで受け入れたあなたの精液を、証拠物件として我々に提出してくれたんですからね。
 そして、時を同じくして広親さんが発見された」
「それじゃあ…理名は…?」

 永峰は冷笑を湛えて頷いた。

「彼女が私達の元を訪れたのは3週間も前なんですよ」
「そんな以前から…」

 宣親は思わずうなだれた。

「彼女は最初、──同じ顔をした別人が、恋人のアパートに住んでいる──と、言って来たんです。我々は意味が分からなかった。
 ところが、時を同じくしてあなたの実家から捜索願いが出された。理名さんから渡された写真と両親から提出された写真を見て、我々はこの二つが繋がっていると考えたわけです」
「彼女は、別人と分かって私に抱かれてたんですか!」

 宣親は驚きの顔で永峰を見た。


偽りの最初へ 偽り 6 偽り 8 偽りの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前