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密心
【ファンタジー 官能小説】

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密心〜かみのいは〜-4

花のような菓子は、お前に同じように甘く吸い付いて肌に花を咲かせたい――そう思て贈った

かりん糖なんて糖蜜がからむよう絆も縁もほどけんほど固く絡まれ、なんて――そんな思い、執着も酷い


飴玉なんて甘い甘い、甘いだけの『好き』をその口から言え

――そんな欲の意味の塊だった

なんも知らんと菓子を渡す度、幼さを含んでいっそ無防備な様で微笑まれるたび好きになってくのは自分ばかりや思う


なぁ、みそか――

頼むから、俺のことお前の全部にさせて欲しいんや

――俺の手をとって

こうやって手ぇこまねいとる間に客とらんかむっちゃ心配なんや


――俺だけのもんなって

かじった菓子は俺には、むしろ胸に詰まるようで甘さが喉に絡んだかのごとく…辛いだけやった


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