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密心
【ファンタジー 官能小説】

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密心〜みそかなれど〜-4

「……ゃあ!ぁん…ひゃあ!ふぁ…あ、いい…っ!いいのぉ…ん……っ!」

「俺も…えぇ感じや……むっちゃえぇで!」

「はぁ…っあぁあん!ふぁぁあぁあん!!」


内に吐き出される蔵ノ介さまの熱い飛沫を飲み干しながら、また頂まで連れてゆかれてしまった




くたりと布団にしなだれたままどうしようもなく、起き上がれんせんと呟くと楽しげに笑われた


「なぁ、みそか……閨でこんなん言いたないけど、牡丹花魁と何やあったんか…?」

「……ちょぉ…訳は、言えんせんのですが……、はい」

髪をすき解かされ、撫でられながら布団に寝そべり問われ、気まずく思いながら答えた

「ちゃんと仲直りせなあかんに。みそか、大事にされとるんやから」


――大事にされとる

やっぱり、こっちが――蔵ノ介さまの仰るところの――ホンマなんだ

大事にされてる

「はい。約束しんす……仲直りいたしんすね」



別れた蔵ノ介さまは何か言いたげに、……それでも菓子を置いて去られるのを朝靄のなか見送った


「牡丹姐さん……」

襖を開けるとまだ仕度をなされぬありのままの牡丹姐さんが出迎えてくれた

「……ずいぶん久しいねぃ、みそか……痛みはとれんしたかぇ?」

本当に…どうして気づけなかったんだろう
言葉の端々、視線一筋すら私を労ってくださっている

「はい……心配痛み入りました。こそつばいですが……ありがたく思っていんす」

「………みそか…!!」

ぎゅうぎゅうと抱き締められ応えるように背に手を回しながら、名を呼んだ

「牡丹、姐さん」

「なんでありんす?」

抱かれる胸のなか……囁かれる婀娜めいた声に胸がじんわりと温かくなる


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