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光と影
【ファンタジー 恋愛小説】

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光と影 act.6-3

翌日、俺は先生の所に行って、手術のことを話した。



「本当にいいのか?」

「もちろん」

「そうか。始めてお前が自分の意思を言ってくれたからなぁ。何があったんだよ?」

「これからもずっと一緒にいたい人がいるから」

「マジでか! どんな子よ?」

「先生だけに話すけど…」



先生を信頼して、今まであったことを話した。ルナのことをどう想ってるとかは言ってないけどな。



「……そんなことって」

「あるんだなぁ」

「信じるよ。お前が言うんだし」

「サンキュー! 俺手術頑張るから!」

「俺って言ってるしな、こいつめ! また親御さんにはこっちから連絡しとくな」





俺の手術が決まった。

どうなるかは神様しか分からない。

ルナやダイ達は大介を見守るだけ。

大介は未来だけを考えていた。





あれから、1年。

ルナと会うのを我慢して、夜に寝て規則正しい生活で体力を戻し、手術に挑んだ。


今、話してるのだからもちろん手術は成功した。


しばらくして病院を退院して、友達や親とは弱っていく俺への接仕方が分からなかっただけみたいで、以前より仲良くなった。


そして、高校に行き直すこととなった。


だが、どんなに探してもルナ達はいなかった…



「ルナー?いないのかー?」



毎日、毎日名前を呼んでいるのに。


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