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密心
【ファンタジー 官能小説】

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密心〜みそかごころ〜-3

「みそかは初よの……名を呼んでくれぬか」

「お聞きしても…?」

あがる息の合間に問いかければ答えられる

「蔵ノ介、そう申す」

「蔵ノ介さま…」

応えるように返せば乳を這う舌は時たま吸いあげるように舌ではじくようになり、その度に声をあげてしまう

「や、ぁん…ふゃ…」

いつも姐さん方の夜伽で聞くような声をあげていた

「いやか?」
「その、よ…な、ぁ…っ」

意地悪く笑うその顔に腰辺りがしびれを感じる


これが……欲情というのか


そのうち乳を這う舌は耳に移り時たまかかる熱い息で、私の体の熱もそれがはいりこんだのだと思った



花開いたように私の体を中心に広がる着物は肌に滑らかにできているのにそれ以上に蔵ノ介さまの肌の方が吸い付くように心地よかった

浮いたあばらに這う指先すら秘めていた知りもしないはずの官能を刺激してゆくよう

絶えず肌に触れながら、蔵ノ介さまの体が私から離れることはなかった

求めるつもりがなくとも伸ばした手の先で、ふいに待つ温もりが切なくてたまらぬ思いをさせる


――この身にすがってよいのだ


泣き出したいほどのその安堵が一層熱を煽っていくのだと知らなかった


「みそか」
「……はい…」
「ここは誰も知らぬのだな――知らぬと言ってくれ」

今はふくりと膨れ上がり濡れそぼったような花芯にゆるゆると蔵ノ介さまの指を這わされながら、誓う

「あなたさま、蔵ノ介さまだけしかしりんせぬ」


途端、入り込んできた節のある指に下肢を圧迫されるような心地にも匂いたつ独特の香にむせかえりながら腰が揺らめく

圧迫された下肢が感覚をなくし痺れたようになる

けれど怖くなかった

下肢から甘く流れる何かは温かく、お腹の辺りがじんわりとまるでややをもったように優しい心地だった


「………真、だったか…」
「蔵ノ介、さま…?」
「貴いものを戴いた。…ありがとう…みそか」

そう耳に熱く流し込まれると、蔵ノ介さまは何を感じられたのか花芯を舐め始められた

「や、め、…きたな」
「みそかに汚いとこなどない」
熱い舌が熱い花芯を舐めるのは言いようもないくらい気が触れるようだった

時たま上の方を吸われると泣き叫ぶほど下肢を痺れとひきつりが襲った


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