投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

あごがすきなんです。
【フェチ/マニア 官能小説】

あごがすきなんです。の最初へ あごがすきなんです。 6 あごがすきなんです。 8 あごがすきなんです。の最後へ

あごがすきなんです。-7

「ん…?…あっ…
小林さん、大丈夫?」

状況を把握した杉山先輩は、私を心配そうな瞳で真っすぐ見た

「なんか、ごめんね」

「あ、いえ…」


すごい…私、こんなに綺麗な顎の人とお話してる


「古田は悪い奴じゃないんだけどさ、ほんと…
…大丈夫、だった?」


さっき嫌なことを言われたのに、口下手なのに、気まずそうに古田先輩を弁護する杉山先輩に愛しさが増していく…


「私より、先輩は…」


…私なんかよりも先輩の方が、先輩の美しい顎のラインの方が大事、です…


私はいつの間にか…杉山先輩の顎に手を伸ばしていた


「え…」


先輩の顔に触れる私の指が他人のものの様に見える


頭がぼうっとして、普段はまともに会話も出来ない先輩をじっと見つめていた


「………」

「………」


「…小林、さん?」




…あっ


「っすみません、先輩…」

急いで手を引こうとしたが、出来なかった

杉山先輩が私の手を掴んだからだ

「………」

「先輩…あの、私…」


なんで、先輩が私の手を?

でも…今なら言えるかも、しれない
言いたい、私の気持ち…


「私、杉山先輩が、好きです…」

「小林さん…」


あごがすきなんです。の最初へ あごがすきなんです。 6 あごがすきなんです。 8 あごがすきなんです。の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前