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僕とあたしの夏の事件慕?
【幼馴染 官能小説】

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僕とあたしの夏の事件慕? 第五話 「僕の事件慕」-9

「ん、んぁっ……」

「ひぅっ!」

 尿道が入り口の複雑な凹凸で擦れ、快感をくれる。
 もう一度、今度はプックリと自己主張する豆のような突起にも擦りつける。

「やっ、こ、擦られてる……なんか気持ちいい……真琴君、お願い……もっと」

 確かに気持ちいい……でも、セックス程じゃない……僕は淡い快感を受け取りながらも、欲望を持て余す。

「あん、あん、うぅ、ハァハァ……真琴君も気持ちいい?」

「はい、すごく……いいです……だけど、もっと梓さんが欲しいです」

 亀頭をねじ込むように陰唇にあて、腕立て伏せをするように身体を沈ませる。

「ん、あ、あ……な、中に、中に入ってくるよぉ」

 先端だけ入ったけど、何かが侵入を拒む。

「真琴君、の、私のに……当たってる……」

 梓さんは初めてなんだ。処女膜を破るの、本当に僕でいいのかな。

「……お願い真琴君……シテ……梓、初めては大好きな真琴君がいいの……」

 僕だって梓さんは好きだ。でもそれは友達とかそういう意味で……あれ、でも友達とセックスをするもんなのかな?

 相手を思う気持ちに隔たるモノを感じ、軽い戸惑いを覚える。

「真琴君が……本当は誰を好きでもいい……でも、今だけは私だけを好きでいて」

 梓さんの悲しそうな笑顔に僕は頭を殴られた気持ちになる。
 やっぱり僕はバカだ……梓さんを慰めようとして、逆にそのキズをえぐろうとしているじゃないか。

「ごめんなさい、梓さん。だけど、絶対梓さんのこと、放しません……」

「それで充分だよ……」

 僕は決心して、梓さんを抱きしめる。

 濡れているとはいえまだきつい。それでも強引に腰を沈めると、結合部からブツリと、鈍い感触が伝わる。

「ヒッ、イタ……ぐぅ……イタイ……」

 苦痛に顔をゆがませる梓さんをゆっくり抱き寄せる。
 梓さんは必死に僕にしがみ付き、背中に手入れの行き届いた爪を立てる。

「ん、んぅ……」

 僕はその刺激に、少し呻き声を上げていた。

「ゴメンね、真琴君……」

 謝る梓さんだけど、それは見当違いだと思う。だって、痛いって言うより、気持ち良かったから。もしかして僕、マゾなのかな?

「大丈夫です、それより……もう少し、いきます……よ」

 さらに挿入を試みるが、処女を奪った証拠が根元に赤く滴り痛々しい。


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