夏の終わりに②-5
「ひゃあっ！あぁんっ！」
「…愛理…熱いよ…」
ストール越しにも分かるほど、そこは湿り気と熱を帯びていた。
私の指の動きに合わせ、愛理はリズミカルな悦びの声を漏らす。
「…これも…取るぞ…」
最後の１枚に手を掛けた私は半ば強引にそれを脱がせ、自分も服を脱いだ。
「…い、いやぁ」
立てた両ヒザを左右に開こうとするのを愛理は拒むが、私は構わず拡げて両手の自由を奪った。
むきだしになった妹の秘部は、幼い頃に見たスリットのままだった。
「いやぁ！…見ないで…」
身をよじって逃れようとするのを押さえ、私は顔をスリットに近づけた。熱を帯びたそこは溢れた蜜で濡れそぼり、酸味がかった匂いがした。
指でスリットを拡げた。
「あっ…止め…」
初めて見る女性器。内側からは、さらに濃い匂いが私を誘っているように思え、本能のままに口唇を近づけ舌を這わせた。
「ひあっ！あっ！あぁんっ！」
愛理は奇声を発して何度も身体を震わせる。が、私は舐めることに夢中だった。
小さなスリットに舌をねじ込むと、激しく掻き回すように動かした。
「…いやぁ、そんな…うんっ！…舐めないでぇ…」
肉壁が熱っぽく感じる。舌を動かせば動かすほど、中からは蜜が溢れ出す。
私は口唇でスリットを包むと一気に吸いついた。
「あぁっ！あっ！あっ！」
ジュルジュルという濁音が部屋に響くと同時に、愛理は苦悶の表情で痙攣にも似た震えを見せた。
「イヤッ！ああっ！…！！」
そして、その摂那にぐったりと横たえた。
（…何だよ、これからなのに）
「…愛理…オレのもしてくれよ」
私は、まだ息の荒い妹を起こすと破裂しそうなペ〇スを顔に近づけた。
「…そんなの…私出来ないよ」
「だったら手でもいいよ。昨日みたいにやってくれよ」
愛理は仕方ないと言った表情で私の前に跪くと、両手でペ〇スを握った。
「…ショウちゃんの…熱くて…」
柔らかい手が前後する。裸の妹にシゴかれていると思うと、私のペ〇スはさらに硬さを増した。
溢れでた先汁が指と絡み、にちゃにちゃと音を立てだした。
私のガマンも限界に達した。