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愛・地獄編
【父娘相姦 官能小説】

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愛・地獄編-7

まだ赤線がありました頃には、足繁く通ったものでございます。お気に入りの娼婦がおりまして、その者に対しては口にするのも憚られるような行為を繰り返したものでございます。
えっ!”どんな行為か?”ですって。うーん・・・。お話したくはないのですが・・・。緊縛はご存じでございますか?今風に申しますれば、SM行為のようなものでございます。いやいや、お恥ずかしいことでございます。
申し訳ございません、お話を戻しましょう。全身を舐め回しておりました折りに、ふと気が付きますと妻の身体に、鳥肌が立っていることに気が付きました。心なしか痙攣を起こしているようにも見えます。私は、思わず手の力を緩め、顔を上げました。
が、何ということでしょう、これは。・・・・・、あぁ、お願いでございます。私めを、このカミソリで殺してください。もうこれ以上の苦痛には耐えられません。・・・・・そう、そうなのでございます。妻、だったはずが、娘だったのでございます。私は、犬畜生にも劣る人間、いや、鬼畜でございます。

・・・しかし、・・・あなた方だってそんな気持ちを抱かれたことはある筈です。よもや、無いとは言われますまい。まして、血の繋がりの無い娘でございます。私の立場でしたら、あなた方だって、・・・きっと、きっと・・・。

申し訳ございません、取り乱してしまいました。お話を続けましょう。



(六)

その翌日、勿論娘をまともに見られるわけがありません。その翌日も、そして又その次の日も・・・、私は娘を避けました。しかし、そんな私の気持ちも知らず、娘は何かと世話をやいてくれます。そしてそうこうしている内に、結納も済み式の日取りも一ヶ月後と近づきました。
娘としては、嫁ぐ前の最後の親孝行のつもりの世話やきなのでございましょう。私の布団の上げ下げやら、下着の洗濯やら、そして又、服の見立て迄もしてくれました。妻は、そういった娘を微笑ましく見ていたようでございます。何も知らぬ妻も、哀れではあります。
私にとっては、感謝の心どころか苦痛なのでございます。耐えられない事でございました。一時は、本気になって自殺も考えました。が、娘の「お父さん、長生きしてね!」の言葉に、鈍ってしまうのでございます。
とうとう、結婚式の前夜がやって参りました。式の日が近づくにつれ平静さを取り戻しつつあった私は、暖かく送り出してやろうという気持ちになっていました。が、いざ前夜になりますと、どうしてもフッ切れないのでございます。いっそのこと、あの合宿時の忌まわしい事件を相手に告げて、破談に持ち込もうかとも考え始めました。いえ、考えるだけでなく、受話器を手に持ちもしました。・・・、勿論そのまま受話器を下ろしはしましたが。

妻は、一人で張り切っております。一人っ子の娘でございます。最初で最後のことでございます。一世一代の晴れ舞台にと、忙しく動き回っております。私はといえば、何をするでもなく、唯々家の中をグルグルと歩き回っては、妻にたしなめられました。仕方なく、寝室に一人閉じこもっておりました。その内、「トントン」とドアを叩く音がしました。「誰だネ?」と聞く間もなく、娘が入って参りました。ピンクのカーディガンを羽織っております。二十歳の誕生祝いにと、私が選んでやったものでございます。
娘はドアに鍵を掛けると、私の横に座り「お父さん!」と、声にならない涙声で小さく呟きました。私は、溢れ出る涙を隠そうと、そろそろ雪解けの始まった街路を見るべく窓際に立ちました。夕陽も落ちて、薄暗くなり始めていました。

「まだまだ、寒いなぁ。」そう呟くと、カーテンを引いて外界との交わりを断ちました。
「お父さん・・・」私の傍らに来て、娘が又呟きます。
「うん、うん。」と、娘の肩に手をおいて頷きました。
娘は、何とか笑顔を見せようとするのですが、涙を止めることができずにいました。私はそのいぢらしさに、心底愛おしく思えました。
「お父さん!」その言葉と同時に、私の胸に飛び込んでまいりました。
「抱いて、抱いて。彼を忘れさせる位、強く抱いて。」
そんな娘の言葉に、戸惑いを感じつつも、しっかりと抱きしめてやりました。二人とも、涙、涙、でございました。静かでした。遠くの方でパタパタというスリッパの音が響きます。そしてそれと共に、娘の鼓動が耳に響きます。


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