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「深夜の病室」
【制服 官能小説】

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「淫らな弔い」-2

「そうそう、お母さん喜んでたよ。舞ちゃんのお陰で大事な息子さんの命は助かったし、お父さんの悪い虫は収まりそうだし」

ぐいっと舞の頬を掴むと引っ張り上げる。

「舞ちゃん、随分お父さんに可愛がって貰ってたんだってね。それこそ、お母さんが妬いちゃうくらい」

赤く痕を残した舞の頬を今度は優しく撫でる。

「教えてよ。どんな風に夜な夜なお父さんに可愛がって貰ってきたのか」

スッと下ろした指先は舞の腰紐を捕らえる。
驚くほど簡単に防壁は解かれ、赤い襦袢はめくれ上がって舞の肌を曝す。

「今晩は、僕がゆっくり舞ちゃんの事を可愛がってあげるよ」

お父さんの事なんか忘れちゃうくらいにと笑う橘の瞳は嗜虐的な色で満たされていた。

…少し、悪戯が過ぎたかなと橘は思う。
しかし、色を失って尚、舞は涙を見せなかった。
この少女を存分に鳴かせてみたいと言う欲望が橘を支配する。
火のついた橘にゆっくりと油が注がれていく。

するりと襦袢を剥ぎ、舞の両手を頭上で押さえると解いた腰紐でその手を乱暴に縛り上げる。
それから自分のネクタイを外すとそれを使って舞の視界を塞ぐ。
重ねた手をぐっと押さえつけると残りの手でゆっくりと舞の躯をまさぐっていく。
肝心なところへは触れずに僅かな刺激だけを与え続けると、次第に舞の足がモジモジと動き始めた。

「…どうして欲しい?」

ねっとりと舌を這わせながら耳元に囁きかけると、舞は嫌々と首を振る。

「やっ…。お願い。お父さん、止めてっ」

目隠しが、過去のトラウマを刺激したらしい。
橘の腕を振り解こうと暴れる舞の膝に乗ると目隠しを外す。
だが、虚ろな瞳は焦点を結ばずこちらを見ようともしない。

―バシィッ

舞の頬で橘の平手打ちが炸裂した。
一瞬後に響いてきた痛みが舞を覚醒させる。

「落ち着くんだ。舞ちゃん。お父さんは、もう、ここにはいない」

辺りをキョロキョロと見回していた舞の瞳が橘を捕らえると、その瞳に見る見る涙が溜まってゆき、舞は堰を切ったように泣き出した。

ーこんな風に泣かせたわけじゃなかったんだけどな。

心の中で苦笑するも、舞の手首を縛っていた紐を解き、舞を抱き寄せる。

「せんせっ、せんせぇっ」

しゃくりあげる舞の髪をゆっくりと撫でてやる。
しばらくたち、ようやく落ち着いてきた舞はポツリポツリと話はじめた。

「お父さんは…父は、私が母に似ているからって、母が父を捨てて逃げたから、その報いを私が受けるべきだって言うんです」

俯いたまま話をするので、橘には舞の表情が分からない。


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