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生徒会副会長
【学園物 恋愛小説】

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生徒会副会長2-2

「・・・・いいじゃないか?どうせ生徒会長らしい仕事してないんだからこの際辞めればいいじゃないか?俺も解放されるしな」



「馬鹿も〜ん!!生徒会長は私の夢だったんだから簡単に辞めれるわけないじゃない!!」



鈴が朱鷺の頭を教科書で叩く。



「大体、朱鷺は甘いんだよ・・・・私が生徒会長を辞めるってことは朱鷺が生徒会長に繰り上げされるって事なんだよ」



どうだ!!っといった感じで鈴は朱鷺の上から指差す。



「それは穏やかじゃないな・・・・挨拶とかイベントとか面倒だしな・・・・・」



「でしょ!!だから協力してよ!!!」



朱鷺はため息を吐き、立ち上がる



「わかった・・・・・協力してやる・・・・・だから机から降りろ・・・・」



朱鷺は机の上に立っている鈴の脇に手を入れ、机から降ろす。



「今日の生徒会はテスト期間だから休みにする。学校終わったらお前んちで勉強するから早く帰るぞ・・・・・」



学校が終わり、バイクで帰る途中夕飯買い物をし鈴の家に向かった。





「っで何処がわからないんだ?」



向かい合わせに座り、早速数学の教科書を開く。



「んとね・・・・ここと、ここと、ここと、ここと・・・・・」



「待て・・・・・・お前が言ったところ全部基礎じゃないか・・・・・」



「そうだね・・・・・・・・・・・」



「・・・・・・・・・やってらんね〜」



鞄を掴み、部屋を出ようとすると朱鷺の脚を掴み、朱鷺の顔を見上げる。


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