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生徒会副会長
【学園物 恋愛小説】

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生徒会副会長2-1

「朱鷺!勉強教えて!!!」



昼休み、朱鷺が昼食を終え読書をしていると突如教室に鈴が飛び込んで来た。



「めんどくさいから嫌だね・・・・・」



再び本に目を向け、読書を始め鈴にを無視する。



「ちょっと!!無視しないでよ!!!」



朱鷺が読んでいた本を取り上げ朱鷺を睨みつける。



「無視はしてない・・・・ただ面倒だから聞いてないだけだ。」



「それを無視って言うんでしょ!!!」



机を叩きつけ刹那の顔を掴み、目を合わせる。



「まあそうとも言うかもな・・・・・本返せ」



さっと朱鷺は鈴が持っている本に手を伸ばし取り上げる。



「もう!!本なんていいから勉強教えて!!!」



「うるさいな・・・・・いつもは自分でやってたろ」



「今回は本当にいい点取らないとまずいんだって・・・・」



「訳を聞かせろよ・・・・・・」



朱鷺は本を読みながら鈴の言葉に耳を傾ける。



「実は・・・・・・今回のテストで30番以内に入らないとお母さんが生徒会長を辞めさせるって」



本を閉じ、朱鷺は鈴に目を向ける。


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