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僕らの日々は。
【コメディ その他小説】

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僕らの日々は。〜ある日の僕ら。〜-7

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篠宮 陸斗(中二)は、固まっていた。


今日もサッカー部の練習を終え、7時過ぎに帰宅、そのまま自室へ。

そこまでは良かった。

問題は……。


「姉ちゃんのやつ……!マジでやりやがった……!」


カーテンが、ピンク色になっていた。

……わざわざ買ってきたのかコレ。
我が姉ながらその行動力には感服するが……それとこれとは話が違うだろ。

文句を言いに行ってやろうとドアに向かい、

多分姉ちゃんは悪びれもしないだろうなぁ、と思い、

そういや俺の部屋の元のカーテンはどこだよ、付け替えるの面倒だなぁ、と考えて、


「……………はぁ」


結局、諦めた。



……ちなみに、その後。


カーテンをピンク色に変えてから、なぜかラッキーな出来事が続き、

「………………」

文句を言うに言えない俺と、

「ねっ、だから言ったでしょ?私の判断にミスは無いのよ!」

ムダに得意げな姉ちゃんであった。


☆★☆★☆★☆★☆


「ねぇねぇ陸斗、いっその事部屋を全部ピンク色に模様替えしてみない?」
「しねぇよ!」


 『ある日の僕ら。』 完


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