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1初恋〜早すぎる別れ
【学園物 恋愛小説】

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7 2人の距離〜思い出に残る学園祭-3

「じゃあ1500mとスウェーデンリレーのアンカーは刹那ということで・・・・・」



「那美!!お前絶対Sだろ!!」



刹那が立ち上がり文句を言う。



「でも晴美ちゃんも刹那のカッコイイところ見たいと思ってるよ」



刹那が晴美を見ると晴美はこちらを手を胸の前で合わせ首をコクコクと振っていた。



「・・・・・もし負けたら格好悪くないか?」



「いや・・・「そんなことないよ!!刹那くんはいつだってカッコいいよ!!」



那美が何かを言おうとしたとき晴美がいきなり割って入った。



「まあそいうことだし・・・・・大体刹那は去年の体育祭でもマジメに

参加してなかったじゃないか・・・・だから今年は優勝に貢献してもらうからね」



「っ!!仕方ね〜な・・・・わかったよ」



「あと刹那は文化祭でもライブはライブをしてもらうからね。」



「でも今からじゃ・・・・・・」



刹那が眉をひそめる。



「大丈夫だよ刹那以外のメンバーはもうほとんど完成してるから!!」



「なっ!!聞いてないぞ!!」



刹那が机から立ち上がり那美を見る。



「だって言ったら絶対嫌だって逃げるだろ?

 刹那は人の努力無駄に出来ないタイプだから先に皆が練習してたら嫌なんて言わないよね〜」



「くっ・・・・お前卑怯じゃないか・・・・・・」



「別に無理にしろとは言ってないよ・・・・ただ皆の努力を無駄にはしないよねって言ってるだけ」



ニヤニヤと笑いながら那美は書類をまとめ始めた。


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