投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

振り向けお前っ!
【その他 恋愛小説】

振り向けお前っ!の最初へ 振り向けお前っ! 23 振り向けお前っ! 25 振り向けお前っ!の最後へ

振り向けお前っ!第5話〜友の過去、これからの自分〜-3

「よし、これで授業終わりにするぞ。」

休憩時間中に輝が

「悠太?おーい。」

と呼びかけては見るものの反応が無い。

「結構長く続きそうだねこれ。」

そして4限目が過ぎ・お昼休み。

「悠太―お昼食べよ〜。」

「・・・・・んぁ・・。」

お、ちょっと反応したかもと言う事でもう一回呼んでみる。

「ゆーた。」

「ぁ〜ふぁぁーぁ、ん、何?輝。」

「もうお昼だよ。」

それを聞いて慣れてるかのように、あ〜と小さくいいながら

「また授業遅れてしまった。」

「ノートなら見せられるけど・・・」

「じゃあ後で見せてくれ。さてと、屋上行こうか」

屋上に来るといつものメンバーが待ち構えていた。

たまには静かに食べたいものだ・・・・

「あら、起きたの。」

「そんな言い方はないだろ・・・」

ふと辺りを見回す、いつものメンバーの中に一人いない。

「あれ進一は?」

「あぁ、あれなら今職員室よ。」

「へ?なんでまた・・」

「先生が生徒指導だとか言ってたけど、多分説教じゃないの。」

「それは悲惨な・・」

進一は色々と情報集めが得意なのだがたまに問題を起こすので多分今日もその類だろう・・・。

「あ、あの・・神木・・君・・」

珍しくあの気弱な薫が話しかけてきた。

「ん?」

「だ、大丈夫・・・・です・・か?」

「あぁ、うん平気だよ。」

そこに阿佐美が口を挟む。

「大丈夫よ、こいつなかなかしぶといから。」

「いつかは殺される気がしてたまらないがな。・・・・輝も気を付けろよ?」

「え・あ・うん。」

「大丈夫手出すのは男どもだけだから。薫ちゃんは怖がらなくていいわよ。」

「は、・・・はい。」

薫がものすごくおびえているように見えた悠太は。

「まぁ、変な事しなきゃ、こいつは怒らないよ。」

とだけつけたしといた。

その後殴られたのは言うまでも無い


振り向けお前っ!の最初へ 振り向けお前っ! 23 振り向けお前っ! 25 振り向けお前っ!の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前