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俺の赤い果実
【その他 官能小説】

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俺の赤い果実-5

「…宏…太…」

力強く握り返した美弥…

無理に首をひねって振り返る美弥に覆い被さり唇を吸い唾液を啜って舌をねじ込むと美弥の甘い喘ぎ声が俺の口の中に籠り肉塊に伝わり我慢ができなくなってしまう

もう美弥の中で快楽を貪る事しか考えられなくなる

体を起こして柔らかく弾圧のある美弥の尻を壊れるくらい叩き打ち奥を容赦なく犯す

気持ち良過ぎてもう腰の動きが止められない…

美弥が中を一際強く絞りあげ体を固くすると俺も限界がきた
ぞくぞくする波が背中を駆けあがる

『うっ…っ…』

美弥から名残惜しく引き抜くと自分でしごき尻や太股に何度も精液を吐き散らす

射精の快楽が脳天に足先に電流となって狂い走り体がぶるぶる震え頭が蕩け真っ白になる



はぁ…はぁ…

俺は床に座り込んでぶれた視界を眺めてる

前には同じく息を荒げくったりとくのじに横たわる美弥がいる

暫くしてようやく起き上がり濡らしたタオルで美弥の体を拭く

縛った手を解きながら取り返しのつかない事をしてしまった後悔が急速に息苦しくのし掛かる

大事な美弥に…大切にしてきた美弥に…こんな事を…

『…ごめん…』

それしか言葉が出てこない
でも俺はどうしても…どうしても自分を抑えられなかったんだ…




「…あの…宏太…私ね…」

スカートを下げながら小さく体を縮めた美弥が呟く

「高校生の時は…触られたりした事無かったの…大学に入りたての頃も」

ゆっくり噛み締める様に話す

「電車の中であんな目に合う様になったのは…宏太と付き合ってから…」

『…え?…』

恥ずかしそうに目をしばたかせる

「服とか…お化粧とか…気を使う様になったからかな…なんて思ってて…」


か細い声で告白する美弥が嘘を言っているとは思えなかった

…痴漢にあう様になったのは俺のせいだという事か?…

確かに…出合った頃の美弥は美しい容姿を持ちながらも潔癖さを醸し出し異性を寄せ付けまいとする強い警戒心を感じた


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