投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

1初恋〜早すぎる別れ
【学園物 恋愛小説】

1初恋〜早すぎる別れの最初へ 1初恋〜早すぎる別れ 13 1初恋〜早すぎる別れ 15 1初恋〜早すぎる別れの最後へ

5再び歩き出した君〜久しぶりの登校-1

退院後刹那は自宅に帰り今日が初めての登校となった



「刹那!おはようございます。今日は早いですね」



玄関を出るとそこには那美が立っていた。



「ああ、おはよう・・・・」



刹那は那美とともに学校へ向かおうとした・・・・が



「刹那く〜ん!!」



手を振りながら晴美が近づいてくる。



「晴美!足元!足元!」



刹那も晴美に向かって走り出す。



「えっ?・・・・あっ!!」



晴美が石に引っかかり、前に向かって体が傾いた。



「危ない!!」



那美が声を上げ目を閉じた。



「大丈夫か?」



那美が目を開くと晴美をしっかりと抱きしめていた。



「刹那くんありがとう・・・・・」



刹那の胸に強く抱きしめられたまま上目遣いで刹那を見上げた。



「晴美は公園で遊んでいた時もチョコチョコ転んでな。」



「そんなこと覚えなくていいのに・・・・・」



晴美は恥ずかしそうに刹那の胸に顔をうずめた。


1初恋〜早すぎる別れの最初へ 1初恋〜早すぎる別れ 13 1初恋〜早すぎる別れ 15 1初恋〜早すぎる別れの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前