投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

冷たい情愛
【女性向け 官能小説】

冷たい情愛の最初へ 冷たい情愛 155 冷たい情愛 157 冷たい情愛の最後へ

冷たい情愛Die Sekunde-2-10

「あれの時は…すぐに我慢できなくなるのに、アルバム見たいのは我慢できたんだ」

言いながら、彼は笑い続けている。

彼の言葉の意味を把握するのに、私は少し考え込んだ。分かった瞬間、恥ずかしさで顔が熱くなる。



「ちょっと、酷いよ!バカ」


「本当のことだろ?」



彼は、ますます笑っている。
我慢できなくさせてるのは、貴方でしょ…と突っ込みを入れたくなる私。

良かった…昨夜は、母親と喧嘩したから…あんな彼だったのかもしれない。



私は、少し安心した。



「俺さ、中学の頃、すごく悪かったんだ」


彼が始めて、高校以前の自分の話を口にした。


「ええ?高校時代は、真面目だったんでしょう?」


「覚えてないくせに」


彼はいじわるそうに言う。


「智子に聞いたの!」


「先輩も、どうでもいい事はペラペラ話すなあ」



確かに、智子は余計なことは話すくせに、肝心なところは抜けている。


「私の友達悪く言わないでよー」


怒ったフリをすると、彼も演技じみた言い方で「悪かったよ、俺が悪い」と大げさに謝ってくる。



「今となっては恥ずかしいけど。どうしようもなかったんだ」



バイクを乗り回し、学校中のガラスを割り…

窃盗はする…

同級生から金を巻き上げ…

暴力沙汰も日常茶飯事だったそうだ。


冷たい情愛の最初へ 冷たい情愛 155 冷たい情愛 157 冷たい情愛の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前