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カラスが飛ぶ空
【推理 推理小説】

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からすの飛ぶ空-1

全て巧くいっていた。

妄想したのは完璧な計画

希望したのは完璧な凶事

絶望したのは完璧な相手

そして

嫉妬したのは完璧な自分


からすの飛ぶ空
【語汚し編】




○○市で起きた連続猟奇殺人事件

今朝の私はとある週刊誌でその記事を読んだ。

事件の事は、ある程度はテレビ等で見たことはある。
犯人は近くの学校に通う男子生徒で、捕まる直前に不可解な自殺をしたらしい。

平成16年から始まった殺人事件……

最初の被害者は
被害者が通う学校の坂道で遺体が発見された。

身元が分からないぐらいに鋭利な刃物で顔を切り刻まれていた。


平成17年

16年と同月に事件が発生する。
被害者は近くの交番に勤める警察官
交番近くの曲がり角に倒れていて
昨年同様、顔をズタズタに切り刻まれていた。
手口や犯行月から同一犯として調査を行うが
被害者の共通点が見当たらない事や
被害者には親族が居なく、独り身である上に
様々な場所から犯人と思われる人物の目撃情報が数十件もあり

捜査が著しく困難となり
半年という異例の早さで捜査打ち切りとなった。

ただし、平成16年と同じ捜査線上の捜査として一括されたため
反発は出なかった。


平成18年

この年は平成16年の被害者が通う学校の生徒が殺害される。
遺体の放置場所や
殺害方法も全て平成16年同様の手口
学校側や被害者の親、地域の住民からの
これ以上マスコミ等に取り上げられたくないとの
強い要望により
別個の事件として処理されてしまう。


平成19年

16年 18年と連続で
同じ学校に通う生徒が被害にあった事から
学校側や警察の警備が厳重になったのにも関わらず
またも、その学校に通う男子生徒が遺体で発見される。



そんな連続猟奇殺人事件は1人の若者が解決させた。


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