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社外情事?〜気晴らしの酒と思わぬ睦事〜
【その他 官能小説】

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社外情事?5〜難航のプレゼントとこめられたコトノハ〜-12

「…貞操」

甘ったるい吐息を、たっぷりと吹きかけた。誠司の全身を、快感にも似た震えが襲う。同時に、緊張や焦り、混乱などが一気に吹き飛び、情欲が湧き上がってくる。
一方で、震えもひとときでは終わらない。
「あのネックレス……私と付き合っている間、私が許さない限り、私以外の女性の体を知らないっていう意味での貞操を守る……そういう誓いとして受け取るけど…いい?」
更なる問いかけも、耳元で。誠司は自身の愚息がむくむくと起き上がってくるのを感じながら、一も二もなく頷く。
「いい、に決まってる、じゃないですか…」
「…そう言うと思ったわ」
妖しく、しかし嬉しそうに微笑む玲。だが、一字一句を誠司の耳元に吹きかけるのは忘れない。
「ねえ、誠司君。…今日はもう、してもいい?」
そして、じっくりと誠司の理性を侵した後で、切なさを織り交ぜた声で聞く。
「何でかは知らないけど、興奮して抑えられないの…」
「…普段から抑えてないのに?」
対する誠司は、まだ意地の悪い事を言う余裕があるらしい。振り向いて玲を間近に見ながら、指摘する。
「……いじわる。これでも大分抑えてるのよ?」
すると、玲は彼のズボンの中でいきり立つ陰茎の形を確かめるように握りながら、頬を膨らませた。
まるで、弁明を如実に示すかのように。それがどこか愛おしくて、誠司は玲に口付けし、微笑んでしまう。
「そんなにむくれないでください。別に咎めるつもりなんてないんですから…」
「…だったら最初から言わないでよ」
応酬は、玲からのキス。誠司からの軽いそれとは一線を画す、愛しい者同士が互いと互いの愛情を確かめ合うために行う激しいもの。
強く唇を押しつけて。
激しく舌を絡ませ合って。
互いの息と唾液を混ぜ合わせ。
どちらも離れようとはせず、しばし官能の美酒に酔う。
「……んはっ」
どちらともなく、唇が離れる。
玲はすっかり情欲に染まってしまった瞳で、やはり情欲に支配された誠司の目を見つめる。
「…今日はしっぽり、って決めてたの……それが、私からのクリスマスプレゼント…」
そして囁く、贈りもの。普段の誠司なら苦笑しそうな内容である。
しかし、先程のディープキスでスイッチが入ってしまった今の彼は、あまり意に介さない。むしろ、目一杯性欲を満たす事ができるのだから万々歳である。

――ただ。

「…ピル…飲みましたか?」

最早情事の始まりを告げる言葉と化した確認の言葉は、全く忘れていない。

「まだだけど待ってられない…」
「……待ってください」

そして、それが何のための確認であるのかも、忘れていない。早く性を貪りたいと思うその気持ちを彼は抑え込み、僅かに理性の戻った目で玲を諫める。
「まずは飲んで、少し経ってからです……でないと、妊娠しますよ…?」
普段なら「妊娠」の言葉で、玲は我に返るはず。だから、あまり長く性欲を抑えられないと直感した誠司は、早々にその言葉を告げた。
「…飲んだらすぐしたい…」
だが、今回は何故か玲の理性が戻らない。一応、ピルを飲むという事は頭にあるようだが、言葉から察するに、効果が現れる前に本番をしかねない。
「それじゃ意味がないじゃ――」
それだけは阻止しようと、何とか諭そうとするのだが。


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