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銀の星〜森の広場 編〜【R】
【ファンタジー 恋愛小説】

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銀の星〜森の広場 編〜【R】-4

後日の話【T】


「おいリレイ、何書いてんだ?」
「ちょっ! 見ないでよ! 日記よ日記!」
 不意に後ろから覗き込まれて、リレイと呼ばれた少女は覆い被さるようにしてそれを隠しました。
 場所はとある町の宿屋の一室です。
 同じくらいの年代の少年は、そんなリレイの動揺する様を見て不思議に思いますが、
「あ、そう」
 とそれ以上詮索しようとはしませんでした。
「しかし日記に一時間もかけるかねえ?」
「もういいから! そうだ、剣術の練習でもしてきたらどう? 夜の方が集中できるとか言ってなかった?」
「ん、ああ。そうするよ」
 少年は頷くと、ベッドにうつ伏せで寝ている小さな女の子に声をかけました。
「おーい、エリィ! 起きろーー」
「んん……わかってるよぉ……」
「剣術の稽古行くけど、お前も行くか?」
「……でも……ピーマンだけは無理だよぉ」
 小さな女の子はまだ夢の中でした。
「だめだこりゃ。じゃ、行ってくる」
「うん、気を付けてね」
 少年は、ああと返事をすると長い刀を手に部屋を出ていきました。

 リレイは、再びペンを持って机に向かいます。
 そして?限りなく自分びいきに書いた小説っぽい、だけど自称日記?の最後の行に、こう付け加えました。初めて見た男の笑顔、それは──

『リレイが抱いた想い、それを確実に大きく膨らませるのでした。』


── see you again!


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