松本梨絵のとある一日。-5
「松…本さん…んんっ！」
キスだけじゃ物足りないでしょ？
こうやっていっぱい吸ってあげる。
あたしののどの奥まで…
「松本さん、そんな奥まで入れたら…！」
そんな真鍋の言葉なんか聞いていないみたいに、あたしののどの奥を真鍋のそれでいっぱいにする。
秘書課の中にあたしの唾液の音が響いて…
ふふ、いやらしい…
「松本さん、だめですよっ…」
「ん…？
ぷ…はぁっ、どうして？こんなにビクビク反応してるのに…」
真鍋のそれから唇を離してそう言うと、唇からあふれる唾液を指でなぞるようにしてぬぐった。
真鍋ははぁはぁ言いながら、あたしを見てる。
可愛い…好きよ、真鍋…
「今日は…あたしがするの。真鍋の言うこと聞けないわ…？
そんな余裕、どこにもないもの。いいでしょ？我慢できないの…あたし。
そこに…座って？」
床を指さしてほほ笑むと、真鍋はゆっくりと肯いて、秘書課の床に座る。
「今日は…あたしのワンちゃんだからね…？」
あたしはパンプスを脱いで、スカートをめくりあげた。
真鍋の視線が、あたしの下半身に集中するのがわかって…体が熱くなる。
ストッキングに手をかけて、伝線しないように、そして真鍋に見せつけるように。
真鍋を見つめながらおろしていく−−
「…真鍋…どうしたの？そんなに見ちゃって。
ここが見たいの…？」
あたしは右手でスカートをめくったまま、左手の中指であたしのそれを下着越しになぞる。
もう…あたしのここ熱くなってる…真鍋の中にいれたいって。
あたし、もう、我慢できない−−
「いれたい…？」
「いれ…たいです…松本さんの中に…」
「いいこね、真鍋」
あたしはそう言うと下着をおろして、真鍋に近づく。
今日は、コンドームなんて、つけてあげない…
ね？真鍋…わかってるでしょ？
「ん、んんっ…こすれてるの、わかる…？」
「わかります…」
真鍋のそれをつかんで、あたしの濡れたそれにこすりつける。
欲しい欲しいって、我慢できないって、あたしのそれが真鍋を欲しがってるのがわかって…
−−あたしは一気に真鍋を受け入れた。
「…あぁっ！！」
あたしは思わず、声を出した後に左手の薬指を噛む。
いつもの癖だ。
「んっ、んんっ…！！ん…ぁ」
真鍋はあたしを抱きしめてくれる。
この温かさがずっと欲しかった…ずっと。
あたしは腰を夢中で動かして、真鍋を求める。
同時に薬指を激しい痛みが襲う…