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秋と春か夏か冬
【学園物 恋愛小説】

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秋と春か夏か冬 番外編12、5話〜『2つの借り』〜-1

作者;(今日はゲストが来ております。天下の辛口娘、暴力女こと北条院 鈴音さんです!)


殺されたいの作者?

(ひ、ひぃ…すみません)


まったく……みなさん始めまして。

北条院 鈴音よ。

今日は番外編ってことで、私と理緒くんのラブラブな毎日を………えっ?興味ない?

作者;(あのぉ、出来れば恭介と最初に知り合ったときのお話を………)


しょうがないわね。じゃぁ少し昔のことを話しましょうかしら…。

あれは理緒くんと会う前……最初に知り合ったのは恭介だった……あぁ〜思い出しただけでムカついてくるわ!
この北条院 鈴音が、あんな男に2つも借りをつくるなんて…!

作者;(2つの借り?)

見てればわかるわよ…。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

中学1年の春。

教室から窓の外をボーっと見ていた。
私はクラスで少し浮いているようだ。


理由は2つ。

まず1つはこの性格。

私は自分で普通…いえ、優しい方だと自負しているけど、どうも違うみたい。

『高飛車で上から見下しているような態度だ。』と陰口を以前、耳にしたことがある。

2つめは名前。

正確には『北条院』と言う名の持つ力…権力のことである。
ここ地元では名家のお嬢様であり、有数の資産家として知られている。

そのためか、みんな遠慮して近寄って来ない…。

小さいころから他所に出しても、おかしくないような英才教育、訓練をやらされ、友達の作り方など教わらなかった…。

そのせいか…友達づくりなんて興味ないし、話しても楽しいと感じなくなっていた…。

いつも1人…そんなある日のこと。
体育祭の実行委員を決めるためのHR。

誰も立候補しないので、中々決まらない。

そんなとき…


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