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秋と春か夏か冬
【学園物 恋愛小説】

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秋と春か夏か冬 12話〜『サヨウナラ』〜-10

「…もしかして」

…寝てる?

「寝かしてあげた方が良いと思いますよ。恭介が保健室で寝てから4時間。授業に出ず…御飯も食べず……一時も目を離さず看病してたんですから」

そうなのか?…こいつ。

「そうよ。夏輝ちゃんを思いやる心があるのならジッとしててあげなさい。
私たちは6時間目の授業があるから行くけど……夏輝に悪さしちゃダメよ」

そう言って保健室を出ていく理緒と鈴。

4時間も…こいつはこいつで……真剣なんだな…。


夏輝を引き剥がして寝かそうと思ったが、俺はこのままにしておいた。


俺が動くと夏輝が起きてしまいそうだったし…それに…………

俺に抱きついて眠る夏輝が……とても幸せそうな寝顔だったから…。


…でもさ……お前…寝つくの早すぎね?(笑)


俺はその寝顔にどこか懐かしさを感じながら、しばらく夏輝を眺めていた。



To Be Continued…….


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