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恋の予感。
【エッセイ/詩 恋愛小説】

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恋の予感。-1

或る月の美しい夜。


まぁるいまぁるい
お月様。

すごく濃厚な
色をして、
妙に、近く、
おっきく感じる。


そんな、
月の美しい夜。

原っぱの真ん中で、
大の字。

ボンヤリ、
星空を、
眺めていたら、


柔らかな月の
すぐ、下に、

流れ星、
一つ。

2つ。



…3つ目を見付けたら、
急いで、
お願い事しよう。


そんな事を
考えてたら、


突然、

星が、

目の前に、

落っこちた。


目の前に!

落っこちてきた!




それは、
とても、
唐突。

とても、
衝撃的。

とても、とても、
熱くて、

とても、とても、
眩しかった。


あたしは、
それが、
どこにも
行かないように、


恐る恐る、
近付いて。


そっと触れて、
ギュッと、
抱きしめた。


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