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秋と春か夏か冬
【学園物 恋愛小説】

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秋と春か夏か冬03話〜『昼と呼び名と弁当と』〜-7

「きゃー可愛いわね、この娘は♪♪理緒くんの次に好き!食べちゃぅぞ♪」

そう言いながら鈴音は抱きつく。香織……食われるなよ。

「嬉しいです香織さん。僕らから催促するのもアレですし、気長に待ってたんです」

おまえは普通で良かった…と言うか他2名がヤバイだけか。


香織はと言うと…

「ぁ…うぅ……ぁの……あぅ‥…ひゃっ…」

鈴音に抱きつかれ、いろいろ撫で回されている…ホントに喰われそうだな。


ロン毛も

「おほ♪次は俺の番だぜ〜♪♪」

とよだれを垂らしている。

いかん…そろそろ止めないとカテゴリが恋愛から移動してしまう。


「…理緒」

「了解です」

アイコンタクトをとり行動を開始する。

「鈴ちゃん。そろそろ解放してあげないと。それにあんまりひどいと…相手が女の子でも妬いちゃいますよ」

その一言で鈴は正気に戻る。(相手が理緒に戻るだけだが)

「り、理緒きゅ〜ん♪ごめんねぇ〜!!!カオリンも可愛いけど私が宇宙一愛してるのは理緒くんだけだから♪♪♪」

そう言って理緒に抱きつく。

「よし、次は俺の番だ。待ってて香織ちゃぁん♪」
そう言って抱きつこうとするロン毛…おまえがやるとホントに犯罪だ。

俺は拓也に近づき腹と首に一撃ずつ衝撃を与え、暴走をとめる。
…すまん拓也。おまえの死は無駄にしない。

鈴に触られまくって顔が紅くなっている香織…鈴が怖かったのだろう。眼には涙がたまっている。

苦笑いの理緒。

理緒に抱きつく鈴音。

泣きそうな香織。

横たわる遺体が1つ。

辺りを見回す俺。


さて…メシでも食うか。


つづく?


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