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伊藤美弥の悩み 〜受難〜
【学園物 官能小説】

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恋人達の悩み4 〜夏一夜〜-3

 抱っこされて部屋に移動した美弥だったが、龍之介が服を剥ぎ取ろうとした途端に嫌がった。
「やだ、シャワー……」
 引越しのような荷物の運び込みで汗をかいたから、まずはそれを流したいという事のようである。
 だが、美弥を抱っこしたせいで期待と股間を膨らませてしまった龍之介にとって、それは殺生なお預けを食わされるのと同義語だ。
 目の前の白い肌に早くむしゃぶりつきたくて堪らない龍之介は、美弥の抗議を取り合わない事にしてしまう。
「気にならないから大丈夫だって」
「そういう問題じゃ……あぁん……!」
 首にキスを落とされ、美弥は誰がどう聞いても嫌がっているとは思えない甘い声を出してしまった。
 こんな時は、龍之介の愛撫でどうしようもなく感じてしまう自分の体が恨めしい。
「どうせこれから汗かくんだし、たまには構わないでしょ?」
 服の上から乳首を引っ掻かれ、美弥はさらに甘くなった声を出す。
「んぁ……ん……」
 いつもは美弥の好みに合わせ、コトの前後にはきちんと体を流しているのだが……今日ばっかりは、それは叶わないようだった。
「ほら、体の方はそれで構わないって言ってる」
 龍之介はショートパンツの上から秘部をなぞる。
 そこは、早くも潤みを帯び始めていた。
「んぅ……」
 体に裏切られては、観念するしかない。
 最初から口以外の抵抗を示していない美弥の体へ、龍之介はようやくむしゃぶりつく。
 まずは背後から横抱きにした美弥のサマーニットとブラジャーをたくし上げ、脇腹にキスを降らせた。
「んっ……」
 ぴくんっ、と美弥の体が震える。
 最初に濃厚なキスをした後は耳や首から愛撫を始める龍之介にしては珍しい行動に、美弥は体をくねらせた。

 きゅ……

「ん……!」
 なだめるように乳首をつままれ、美弥は体を飛び上がらせる。
「や……!あ、は……!」
 熱い舌が何度も脇腹に這い、高ぶっていた美弥は声を出してしまった。
「ん、や……あぁん!」
 龍之介が脇腹を舐めながら乳房を軽く掴んだため、美弥は高い声を出してしまう。
「やんっ……あ、ふうぅっ!」
 乳房を揉まれ、乳首をしこり立たされ、美弥は首を振って悶えた。
 執拗に脇腹を舐めていた龍之介だが、体勢を変えて美弥の首へキスを落とす。
 その間も掌は片時も休まず、乳房と乳首を刺激し続けた。
 硬くしこり上がった乳首を、龍之介は指に挟んで扱く。
「んあああぁ……!」
 両方の乳首を同時に刺激されながら耳たぶを甘噛まれ、美弥はなまめかしい声を出してしまった。
「やっぱり耳は反応がいいね」
 低めた声で囁かれ、背筋がゾクゾクしてしまった美弥はぷるぷる首を振る。
「んひゃっ」
 そんな美弥からさらに反応を引き出すべく、龍之介は首へ舌を這わせ始めた。
 同時にお尻へ腰を擦り付け、熱く硬い勃起の存在を示す。
「あ……」
 ぶるっ、と美弥が腰を震わせた。
「りゅう……」
 美弥は飽きずに胸の愛撫を続けている龍之介の手を掴む。
「ん?」
 龍之介はさらに声を低めて囁き、美弥の性感を刺激した。
「っ……!」
 美弥は、ふるふると体を揺らす。
「ぬ……ご?」
 囁きが聞こえると、龍之介は微笑んだ。
「ん」
 龍之介は美弥の背中へ指を這わせ、ブラジャーのホックを外す。
 そしてサマーニットごと、ブラジャーを脱がせてしまった。
 露になった上半身に片腕を回して抱き締めながら、龍之介はショートパンツに手をかける。
 するするとショートパンツを脱がせてしまうと、頼りない最後の砦だけが残った。
 龍之介は、ショーツの上から秘部をなぞってみる。
 そこはもう、滴る程に濡れていた。
「んあっ……やんっ……」
 ぷにぷにぷくぷくしたその場所へ、龍之介はショーツの上から指を沈める。

 じゅぶぅ……

「っは、あ……あぁん!」
 龍之介の指が硬い小粒を探り当てると、美弥は大きく背をのけ反らせた。
 探り当てたモノを、龍之介は愛撫し始める。
 時に引っ掻き、時に軽く押し潰すようにして変化をつけ、龍之介は敏感な粒を巧みに揉み捏ねた。
「ん、ふ、ううぅ!あ、あ、りゅうっ……!」
 ショーツをずぶずぶに濡らした美弥がイきそうになった頃を見計らい、龍之介は愛撫を止める。

 はぁ、はぁ……

 荒い息をつく美弥から、龍之介はショーツを剥ぎ取った。


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